“300億円の女”紗栄子 牧場運営進出の陰にあった30歳の転機

“300億円の女”紗栄子 牧場運営進出の陰にあった30歳の転機

“300億円の女”紗栄子 牧場運営進出の陰にあった30歳の転機の画像

《このたびアイランドホースリゾート那須という牧場をNASU FARM VILLGEと新たに名称を変更し、私が代表を務めるThink FUTURE社で運営に携わらせて頂くことになりました》

9月2日、こうInstagramで発表したのは紗栄子(33)。同地で殺処分になる馬を引き取り、彼らのセカンドライフを築くと意気込んでいる。

「タレントから実業家へと転身した紗栄子さんは、300億円もの経済効果を生むほどの影響力があるとも言われています。今回の事業も注目を集めており、クラウドファンディングも開始2日で目標金額を達成。順調な滑り出しを見せています」(芸能関係者)

16歳で洋服の通販ビジネスを始めていた紗栄子。18年8月の「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS系)では、その動機について「芸能の収入がなさすぎて」と告白している。

07年11月に20歳でプロ野球のダルビッシュ有選手(34)と結婚し、2度の出産を経験。その間にファッションブランドのディレクターなどに就任したが、すぐに退いた。

そして12年1月、ダルビッシュ選手と離婚。25歳だった彼女は、そこでビジネスへと振り切った。

「『BONA VOCE』が紗栄子さんにプロデュースをお願いしたところ、半年で3億円以上もの売り上げを記録しました。彼女も工場のスタッフと綿密にやり取りをするなど、いっさい妥協していませんでした」(ファッション関係者)

そんな彼女に転機が訪れる。株式会社スタートトゥデイの代表取締役だった前澤友作氏(44)との出会いだ。

紗栄子は15年12月、前澤氏との交際をブログで発表。翌年1月には「Numero TOKYO」のインタビューで、前澤とは「一人で頑張ってきたタイプ」「社会や人のために役立つことをしたいという思い」との共通項があると明かしている。

また彼女は17年12月に「おしゃれイズム」(日本テレビ系)で「ビジネスはすごい好きです。努力した結果が目に見えてわかるから」とも話している。

誰かの役に立つため、1人で励んできた彼女。それは結果が見えるから楽しい――。そこまでして結果を求めた陰には、“20代の苦心”があったようだ。

「30代になるのがすごく楽しみだったんですよ。だって、30になったら、若いからとか、女だからってことで判断されなくなると思っていたから」(「with online」20年1月)

「20代の若いときに出産したので、ちょっと気にしていたところもあります。自分もですが、人からもなにをしても“若いから”って言葉で片付けられていたような」(「modelpress」18年9月)

一人の人間として認められたいがため、ビジネスに精を出してきたという紗栄子。しかし17年11月、30歳で前澤氏と破局。のちに子供たちを連れてイギリスに移住したが、燃え尽きてしまったようだ。19年12月、「with online」でこう回想している。

「ここ3年ほど、自分が“停滞しているなぁ”と感じていたんです。仕事に関しては、自分が立てた目標を達成したなと思えた時があって。何となくやり切った感がありました」

いっぽう同インタビューで、我が子たちが頑張る姿を見て「私ももっと頑張りたい」と奮起したと話している紗栄子。さらに今年5月の「with online」では、こうも語っている。

「どんなに高いジュエリーを買っても幸せにはなれないし、SNSでたくさん“いいね!”をもらっても自己承認欲求は満たされない」
「喜んでいる人の姿を見ることが、私自身の原動力になる」

そうして自分を取り戻した彼女。今年6月、「WWD JAPAN」のインタビューでは新型コロナウイルスのチャリティTシャツにちなんでこう語っている。

「以前の私だったらデザインや価格、生産のスピード感、量産できるかどうかといったことしか意識しなかったかもしれません。でも今は、作り手のこともちゃんと理解して、敬意を持って関わっていきたいと思っています」

30歳を機にリセットされた彼女。“俯瞰したものの見方”というビジネス観での変化もあったようだ。そして今回、牧場ビジネスに進出した紗栄子。これからも動向に注目が集まることだろう。

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