岡崎体育、タイアップ曲は「ボツをくらわないギリギリ」を攻める!?

常に笑いを忘れない独創的なパフォーマンスだけでなく、お芝居やTVバラエティのMC業もこなすマルチな活躍から目が離せないシンガーソングライターの岡崎体育。そんな彼のTV番組のテーマソングから映画主題歌、コラボレーションソングまでタイアップ曲をコンパイルしたコンセプトアルバム第2弾『OT WORKS II』が発売された。

主題歌、テーマソング、キャンペーンソング…これは僕の究極の自慢アルバムです!


「ここ3年くらいにオファーをいただいて制作した曲をまとめたアルバムです。これはもう、はっきり言って僕の究極の自慢アルバム。ブックレットに書いてある“主題歌”“テーマソング”“キャンペーンソング”って説明の文章を読んで、めっちゃ気分がよくなっていますから。こんなにいろんなところで仕事させていただいているんだぞって自分のことを褒めたい気持ちになります。『OT WORKS』シリーズに収録できる曲がたまっていくのがうれしいですし、これがずっと続けばいいなと思っています」

自身もレギュラーとして出演中のテレビ東京系『おはスタ』のために書き下ろされたアクティブ感たっぷりのテーマソングがあると思えば、ドラマや映画になぞらえたラブソング、はたまた教育的な「公民」に関する番組テーマソングまで。その受け止めるバラエティの幅の広さはさすが岡崎体育といったところ。

「それはデビューの頃と比べるとだいぶうまくできるようになってきたからだと思います。クライアントが求めていることと、自分のらしさをどういうバランスでやればいいのか、以前は見えてない部分や先方が何を伝えたいのか理解できないこともあって、書き直してって言われることも多かったんです。でも、だんだんと仕組みも塩梅もわかってきた。情報番組のテーマソングでも『見切れてんぞAD テロップ残ってんぞサブ』とか、僕が体験して、面白かったことをそのまま歌詞にしてツッコんでも、アリとしていただけるようになってきた。この辺の岡崎体育らしさとオファーのバランスが、ボツをくらわないギリギリのラインを攻められるようになった。強いて言えば波打ち際を歩けるようになった。タイアップでも守りに入らず攻めてる岡崎体育を楽しんでほしいです」

後半には、英語と日本語の空耳ソングで話題になったMONKEY MAJIKの「留学生」など名だたるアーティストとのコラボ曲が。

「ビッケブランカやKEITAさんなど普段から仲良くさせていただいている方々とのコラボは、遊びの延長のような楽しい作業でしたね。一方で鈴木雅之さんやサンボマスターさんのカバーはめちゃくちゃ緊張。もともとある曲をリアレンジするのは、原曲を台無しにしてはいけないし参加するからには自分の実力を最大限ださないといけない。めちゃくちゃ気を張って挑みました!」

さまざまなコラボをしっかり味わうと、もっと濃いめのオリジナル岡崎体育の世界を聴かせてほしくなる。「みんながあっと驚くオリジナルアルバムを制作中」とのことなので、こちらも楽しみに待ちたい。

3年ぶり岡崎体育コンセプトアルバム第2弾。木村昴さんとコラボしたテレ東系『おはスタ』テーマソングは本アルバムで初収録の新曲。初音源化楽曲も多数。『OT WORKS II』【通常盤(CD)】¥2,500(ソニー・ミュージック)

おかざきたいいく TV番組レギュラー多数。今年、メジャーデビュー5周年を迎えた。鋭意制作中のオリジナル最新アルバムは年内に発売予定だとか。本誌にて「岡崎体育の体育ですけど、オンガクです。」を好評連載中。

※『anan』2021年6月9日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・梅原加奈

(by anan編集部)

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