皆川猿時、荒川良々が歌い踊る! 大人計画がまさかの“2.5次元舞台”!?

なかなか収まらない新型コロナ。モヤッとした世の中に必要なのは、スカッとさせてくれる笑いです! ということで、大人計画の個性派の面々が愉快な舞台『3年B組皆川先生〜2.5時幻目〜』を上演します。学園モノ。皆川猿時さんが先生、荒川良々さんは学級委員。テーマは2.5時幻…って、え、2.5次元じゃないの?! どういうこと?!

観終わったあとに感慨深くなることが皆無。そんな笑いをお届けします。


細川 徹:このメンバーで舞台をやるのは、3年ぶり?

皆川猿時:そう。(大人計画の)社長から電話で「なんか、やるよ」って言われたの。内容の説明は何もなく…。

荒川良々:あ、僕も。半笑いの電話で「やるよね?」って。もう決まってた(笑)。しかも、事務所の社長だからスケジュールも全部把握されてるじゃないですか。「いや、その期間旅行なんで」とか嘘も言えないし、このご時世。

細川:断りづらい案件(笑)。

皆川:内容も知らないのに承諾せざるを得ない(笑)。でも、細川さんって面白い作家だよね。台本があるのに「それ、まだ覚えなくていい」って言うんだから。みんな稽古場に稽古しに来てるっていうのに。

荒川:以前、赤塚不二夫先生のマンガ原作で『レッツラゴン』をやった時なんて、台本、紙ペラ1枚もなかったんですから。その代わり、みんなで原作を読んで、マンガに描かれている走り方や手の動かし方なんかを、ひたすら真似させられたっていう“稽古”もあった…。

細川:(笑)。今回、乃木坂46の清宮レイさんが参加してくれていて、彼女にとってはこれが初舞台なんですが、共演の池津祥子さんが「普通の演劇は、こういうんじゃないからね」って、ちょいちょい正しいアドバイスをしてくれるのがとてもありがたいです(笑)。

荒川:でも、幕が開く時にはちゃんと形になっているから不思議ですね。

皆川:しかもお客さんからドッカーンていう笑いが来る。すごいですよ。俺、モテた気になっちゃうもん。

荒川:細川さんが作る笑いは、観終わったあと噛みしめるものが何もないっていうのが、またいいんですよ。

細川:その、どうでもいい、くだらない笑いを、お二人をはじめ、演技力抜群の人たちにやっていただけるからこそ、面白い舞台になるんですよ。今回は、2.5次元ミュージカルばりに、お二人には歌ったり踊ったりしていただく予定ですからね。

荒川:やりますよ、歌い踊りますよ。で、イメージとしては照明がキラキラしてるショーパブみたいな感じ?

皆川:え、俺たちがショーパブ?!

細川:いや、それはちょっと違うと思います(笑)。

皆川:あの、今、『バイプレイヤーズ』とかに出てる世代のおじさんたちがいますが、それより若めの、僕らみたいなおじさんもいるよ、かわいいよっていうことに、この舞台で気がついてくれると嬉しいです。

荒川:あの世代は締まった顔の人が多いけど、僕らの世代はぽわっとした顔が多いですからね。

細川:ぽわっとしたおじさんたちの歌い踊る姿を、ぜひ(笑)。

あらかわ・よしよし 俳優。ドラマ『俺の家の話』などに出演。8月に宮藤官九郎作・演出の舞台『大パルコ人(4)マジロックオペラ「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」』に出演。

みながわ・さるとき 俳優。ドラマ『あまちゃん』でのコミカルな熱血教師や、『あなたの番です』での人情派刑事など、個性的な役を演じ分ける実力派俳優として人気。

ほそかわ・とおる 演出家、脚本家、映画監督。シティボーイズライブの作・演出をはじめ、多くの舞台を手掛ける。7月開始のWOWOWドラマ『男コピーライター、育休をとる。』の脚本も。

『3年B組皆川先生〜2.5時幻目〜』 6月17日(木)〜7月4日(日) 下北沢・本多劇場 作・演出/細川徹 出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、清宮レイ(乃木坂46)、早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹) 全席指定7000円ほか 大人計画 TEL:03・3327・4312(月〜金曜11:00〜19:00) 6月26日には公演ライブ配信あり。

*掲載した情報は変更される可能性があります。

※『anan』2021年6月23日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)

(by anan編集部)

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