間宮祥太朗「男性キャストの顔が濃い (笑) 」 『ナンバMG5』でヤンキーを演じる

筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男として生まれ、周囲から恐れられている難破剛(つよし)。県内屈指のヤンキー高校への入学を期待されていたが、“普通の青春を楽しみたい!”という強い憧れから、家族に内緒で、健全な白百合高校へ通うことに。そんな二重生活を送る主人公を、間宮祥太朗さんが演じる。

“自分が思うように生きたい”と願う剛の葛藤や思いが伝わるように演じたいです。


「剛は屈託のない純粋な人物です。守りたい秘密があるにもかかわらず、大事な家族や友だちがトラブルに巻き込まれると、理性よりも先に情の部分で体が動いてしまう。そうした優しさや正義感の強さ、いい意味でのお節介さが魅力だと思います。今の時代、人の問題に首を突っ込んで火傷をするのが嫌だと思う人も多いじゃないですか」

家を出る時は特攻服を着ている剛だが、公園のトイレで学生服に着替え、白百合高校の門をくぐる。

「2つの顔があるとはいえ同じ人物には違いありません。剛のスイッチは切り替わるけど、僕が完全に棲み分けて演じるのは違うのかなと考えています。大事にしたいのは特攻服を着た時のヒーロー感。喧嘩シーンで決め台詞を言う時は爽快感が生まれるといいなと思っています」

剛の特攻服には「気合」「喧嘩上等」の言葉が踊る。間宮さんなら、どんな文字を入れるかと尋ねると。

「えー、なんでしょう。でも、2022年現在で言うと、『虎』『猛虎』は入れるかなと(笑)。ただの阪神ファンですけどね。球場にはそういう服を着た方が結構いて、カッコいいなと思いながら見ています」

剛の父を宇梶剛士さん、兄を満島真之介さん、他校の一匹狼であり、バディのような関係になっていく伍代直樹を神尾楓珠さんが演じる。

「お気づきかもしれませんが、男性キャストの顔が濃いですよね(笑)。でも、その特濃な感じが迫力があっていいなと思っています」

“自分がどう生きたいか”ということを自問自答し、葛藤する剛の姿に共感するところも多いという。

「僕も割と常に自問自答しているタイプです。人生という長さが未確定なものを、納得した形で過ごしたいなという気持ちが昔から強いので。信条として持っているのは、楽しんで生きるということ。もちろん、辛く苦い経験も後に財産になっていく大事なものです。ただ、すごく飛躍しますけど、明日人生が終わるとしたら、今日を苦しんでいるより楽しんで生きるほうが絶対にいいなと思うので。今作はヤンキー高校生の話ですが、剛のように、自分の心に素直になって人生の舵を切ることはいつでもできるし、誰にでも訪れる可能性のあること。だからこそ、彼の葛藤や思いがちゃんと伝わるよう、演じたいと思っています」

『ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ)』 家族の前ではヤンキー、学校では普通の高校生という2つの顔を持つ難破剛。卒業まで誰にもバレずにやり通そうと決意するものの…。原作は小沢としおの漫画『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』。演出は本広克行。毎週水曜22:00〜、フジテレビ系で放送中。

まみや・しょうたろう 1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年、俳優デビュー。主人公・瀬川丑松を演じる映画『破戒』が7/8〜全国公開。Netflixで配信中の『トークサバイバー!』ドラマパートに出演中。

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※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・岩澤高雄(The VOICE) スタイリスト・津野真吾(impiger) ヘア&メイク・三宅 茜 インタビュー、文・重信 綾

(by anan編集部)

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