ドームツアー発表! ジャニーズWESTの熱く楽しいライブレポート

メンバーが“原点回帰”と位置付けるアルバム『Mixed Juice』を引っ下げてのツアー「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice」。”原点”プラス、スキルアップした“らしさ”を存分に楽しめるツアーから、2022年5月1日昼公演をレポートします。

7人とファンの熱い想いが“ミックス”されたステージ。


3月から始まった「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice」。ここ数年、クールな印象が強かったジャニーズWESTのライブだが、『anan』の表紙を飾った際にメンバーが話してくれたとおり「カラフルでポップなライブ」に。

そのシンボル的な存在が、ステージの真ん中に置かれたジュース工場を思わせる巨大なジューサー。桐山照史さんがデザインした、これまたジューサー型のペンライトから放たれる光は、さながらミックスジュースの素材のよう。7色一つひとつの光が、このライブに絶対欠かせないエレメンツとなって会場をカラフルに照らす。そして、巨大ジューサーが開きメンバーが登場すると、ひと際大きくペンライトが揺れ、7人の笑顔が弾けた。

会場は、ジャニーズWESTにとって初となるぴあアリーナMM。4階席まである非常に天井の高い空間だが、「上のほうも見えてるから!」と何度となく口にして、上階の観客も絶対に置いていかないジャニーズWEST。実際、リフターを使った演出も多く、4階からでもメンバーを近くに感じられた。

今回のツアーで初めて登場したのが、ムービングステージ。静電気がすごいそうで、中間淳太さんの髪が逆立ち、ステージ上で水を吹きかけて落ち着かせるくだりが、ムービングステージ導入の副産物として生まれた。さらに、花道がアリーナをぐるりと囲み、縦へ横へ、そして上へと、会場の隅々まで動き回る。そうした会場設計だけ取っても、メンバーの中心となって演出面を担う藤井流星さんの手腕が光った。

M田崇裕さんの力強く伸びやかなロングトーンから始まる「Mixed Juice」は、YouTubeショートでメンバーによるダンス動画がアップされ、ライブ前にもレクチャー動画が流されていたこともあり、多くの人がメンバーと一緒に踊り、盛り上がっていた。一体感をもたらす仕掛けは「We are WEST!!!!!!!」にも。ファンクラブで募集したコール&レスポンスの音源を使い、残念ながら会場に来られなかったファンの想いもすくい上げる。

また、神山智洋さんによる「微笑み一つ咲かせましょう」の振付レクチャー動画もファンクラブサイトで事前にアップ。メンバーとファンとでたくさんの微笑みを咲かせた。神山さんは、「セラヴィ」でも振付を担当。諦めざるを得ない、終わってしまった恋愛を振付に落とし込んだダンスは、悩ましいほどにセクシー。実は、『anan』の表紙にご登場いただいた撮影やインタビューの合間に、愛用の振付ノートにペンを走らせていた神山さん。壁に向かい、考えたばかりのステップや動きを熱心に確認する姿も目撃!

中間さん、神山さん、藤井さん、小瀧望さんによるユニット曲「Plan B」でも、セクシーな魅力が爆発! チェーンにつながれ椅子に座って踊る4人が大人の色気で魅せた。重岡大毅さん、桐山さん、M田さんによるユニット曲「情熱」では、3人がブルースハープをタイトルのごとく情熱的に響かせる。近しい人との絆を歌った「涙腺」では、重岡さんがピアノ、神山さん&M田さんがアコースティックギター、桐山さんがカホンを含むパーカッションを演奏。7人全員が、苦楽を共にしてきたメンバーへの想いを込めてしっとり歌い上げた。

この日の公演替わり曲は、重岡さん作詞・作曲の「バニラかチョコ」。「しげが作る曲のファン」を公言する小瀧さんは、興奮して曲中立ちっぱなし! 同じく重岡さんの自作曲「ムーンライト」の間奏では、「相棒って普通ひとりやろ? 俺には6人もおるんやで。最高やろ!」と絶叫。絶対的信頼を置くメンバーへの愛を炸裂させた。

「証拠」では、7色それぞれのスポットライトが照らされた7人が横並びになって熱唱。全身全霊で音楽を届ける7人の想いの強さに呼応するように、会場の熱気もぐんぐん増していく。7人が高々と腕を突き上げれば、観客の持つペンライトも高く上がり、メンバーが「ジャンプ!ジャンプ!」と煽れば、会場中が大きく揺れ…。そうしたジャニーズWESTの武器ともいえるパワフルな応援歌あり、妖艶に魅せるダンスナンバー、歌の上手さやハーモニーの美しさが際立つバラードにおなじみのパーティチューンと、?なんでもアリ”の約2時間。そうやって、あらゆるジャンルの曲を?ミックス”できるのも、幅広い楽曲を歌い、踊りこなせる実力があってこそ。そしてアンコールでは、ジュース瓶をかたどった被り物をつけて、最後まで楽しませることを忘れなかった。

待望のドームツアー決定に喜びが爆発!


この公演のハイライトといえば、ジャニーズWEST初となるドーム公演発表だろう。モニターに告知映像が流れると会場のテンションはMAX! 2020年に予定されていた京セラ&東京ドームのWドーム公演はコロナ感染拡大により中止となってしまっただけに、メンバーにとってもファンにとっても、待ちに待ったドーム公演なのだ。

ツアータイトル「TO BE KANSAI COLOR」を考案したのは、日ごろからコツコツ英語を勉強しているM田さん。ローマ字読みをするとサブタイトルの「翔べ関西から」になる掛詞だ。神山さんは、喜びのあまり涙するファンに「みんな泣かないの〜」と優しく声を掛ける。桐山さんからは「(‘20年に発表した)2大ドームをできへんかったから、3大ドームにしてみんなに恩返ししようなって話していた」と、名古屋公演が追加された経緯が明かされた。中間さんは「みんなが応援してくれたからこそできます。ありがとう!」と、最年長らしくファンへの感謝をバシッと言葉にして伝えた。

大阪で迎えるドームツアー初日は、神山さんの誕生日。桐山さんは「神ちゃんには秘密やけど、サプライズする」と予告。一方で、名古屋の初日、小瀧さんの誕生日では、絶対サプライズしないと、冗談で宣言。すると、「自分でケーキ持っていくわ」と切り返す小瀧さん。初ドームツアー決定という感動的なモーメントでも、ジャニーズWESTらしいテンポのいいトークを繰り広げた。

重岡さんはドームツアーについて「激アツなライブにしよう! 夢が叶う瞬間やから見届けてほしい」とコメント。「物理的距離は変わっても、俺らの熱量は変わらへんから、ドームにもついてきてな。絶対に楽しませるから。みんなを喜ばせることを考えているから!」と、期待値を膨らませる藤井さん。7人全員が、一曲一曲、一瞬一瞬に全力を注いでいたこの公演を見る限り、ドームツアーでも大いに楽しませてくれることは間違いなさそう!

取材・文 小泉咲子

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