祝Sexy Zoneドームツアー発表! 感動のライブ報告。

Sexy Zoneがニューアルバム「ザ・ハイライト」を引っ提げた初のサマーツアー「セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ」を開催。横浜アリーナで行われた8月14日の昼公演では、初のドームツアーを遂に発表。Sexy Zoneの歴史に残る感動の瞬間をレポートで再現します。

念願のドームへ! Sexy Zone第二章が開幕!


東京に上陸した台風が過ぎ去った2022年8月14日。初めてのサマーツアーで、世界でいちばん熱い夏のひとときを体感させてくれたSexy Zone。アルバムに収録されているサマーソングを中心に歌ったライブは、夏らしい演出が散りばめられたステージ。80’s90’sを彷彿とさせるネオンの看板やジュークボックス、アーケードゲームのセットが登場する楽曲もあり、レトロポップな演出がどこか懐かしさ溢れるエモーショナルな世界へ誘ってくれた――。

8月10日から始まった横浜アリーナのライブでは、佐藤勝利さんが新型コロナウイルス感染症の療養のため、11日から中島さん、菊池さん、松島さんの3人で開催。オープニングの挨拶で、「セクシーラバーズのためにも“ショー・マスト・ゴーオン”精神を持って、ステージを続けていくことを決めました。僕らの楽曲『RUN』の歌詞に“止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ”とある通り、この横浜アリーナ公演を走り抜けたいと思います」と、中島さんの力強い宣言で幕開け。

松島さんは「今日も勝利と連絡をとったら、睡眠も食事もちゃんととれているということで…」と、心配するファンの皆を安心させる報告を。菊池さんは、「活動休止中のマリウス(葉)の想いも胸に5人で横浜アリーナに立ちたいです。勝利のうちわやペンライトを持って来て下さる方も、僕らがいるし。極限まで目をつぶると、僕のことが勝利に見える瞬間があるはず。これは会場で1割程度ができると言われています。勝利に見えたなっていう瞬間があったら、左手を挙げて下さい(笑)」と、ユーモア満点な挨拶で会場の空気を冒頭からホットに!

「頑張って行きま勝利で、行きマリウス~!!」というメンバー全員でライブに立つことを宣言する掛け声でライブは、スタート。「SEXY ZONE」のネオン看板に乗って3人が登場するとまずは、待ちわびた夏の瞬間を歌う『SUMMER FEVER』から。会場のファンはこの瞬間を待っていたかのように、リズムに合わせてペンライトを揺らす。

続いて、高鳴る鼓動を歌う情熱的なナンバー、『Desideria』を炎の特攻が激しく飛び交う中で熱唱する。2011年11月にデビューした当時は、平均年齢14.2歳でジャニーズグループ史上最年少デビューだった彼ら。今では、大人な表情の楽曲を次々に繰り出し、Sexy Zoneというグループ名にふさわしい、そこに佇むだけで色気を醸し出す素敵な男性たちに――。

昭和アイドルコーナーでは、デニムにタンクトップの衣装に身を包んでデビュー曲『Sexy Zone』を歌う3人。その姿は80年代アイドルそのもの!? ローラースケートを履いて今にも転びそうになりながら、『麒麟の子』を歌うというコントのような笑い満載のブロックに会場は、笑顔に包まれる。後半にも女性アイドルコーナーがあり、“聖子ちゃんカット”のカツラをかぶり、80年代女子アイドルに扮した3人の可愛らしさは、破壊力満点。

「横浜アリーナ、怒涛の9公演、最終日になってしまいました。楽しめました?」という菊池さんの言葉に会場が拍手で応えたMC。中島さんはツアーを完走できるのは、「毎日、満員でセクラバが来てくれて。俺たちはその力に支えられて元気に走り続けられている」と、しみじみ語っていた。

この日盛り上がったのは、中島さんと菊池さんがジャニーズJr.時代、デビューを夢見ながらHey! Say! JUMPのツアーについていた時のホテルでの思い出。「ライブ終わりに腹ペコな状態で」と菊池さんが切り出すと、中島さんは『いつか絶対にルームサービスで美味しいステーキを頼もうな』って言い合ってたよね」と懐かしそうに振り返る。

「俺らJUMP兄さんがルームサービスを頼んでいたのが恰好良くて、マネしたくてね。デビューして大阪公演後にとんでもない量のルームサービスを僕と中島くんで頼みました(笑)」(菊池さん)。そんな“ふまけん”コンビのJr.時代のエピソードが続く。

ここで突然、鳴ったのが緊急発表のブザー! スクリーンには「次のSTAGEへ 東京ドーム、大阪ドーム公演決定」のお知らせが…。天高く見上げるようにガッツポーズをして、思わず肩を抱き合う3人。喜びを抑えきれない様子で、メインステージからバックステージまで花道を全力で走り抜ける3人の姿に会場は割れんばかりの拍手が巻き起こる。

「遂に辿り着いたドーム。11年かかりました! 数々の先輩、同年代の仲間、後輩……。いろんな人がドームに立つ中、いつ行けるのか、ずっと願っていた中でようやくたどり着きました。(大阪ドームは12月24日、25日)イヴの日はマジでデート、絶対禁止だからな(笑)。俺らに予定、空けとけよ!」と、セクラバとクリスマスデートの約束をする中島さん。続けて「一生に一度しかないわけじゃん? 初ドームツアーの発表って。こんな感覚なんだ!?」と興奮した様子で話は止まらない。

松島さんは感極まり、言葉を時々詰まらせながら、「11年間、挑戦し続けるのか、辞めるのかっていう二択がある中で、Sexy Zoneはずっと挑戦し続けるという選択を選んできました。デビュー前から苦楽をともにしてきたメンバーの皆や家族、友人、ファンの皆さんの支えがあって、僕は改めてアイドルをやりたいと思いました。挑戦し続けるきっかけを作って下さったのは皆さんです。本当にありがとうございます」と目を潤ませて感謝の言葉を伝えた。

そして、菊池さんは「ドームツアーは僕たちのひとつの夢でした。大きなステージに立ちたいというのは、デビューした時から切に願っていたことではありますけど、皆さんに待たせすぎちゃったかなと思っています。こうやって発表できることを誇りに思いますけど。Sexy Zone第二章、ついて来てください」と誇らし気な表情で、高らかに宣言! 

彼らの高ぶった想いは落ち着くわけもなく、再び中島さんが「お待たせ!!」と叫び、言葉を続ける。「10年越しの片思いがようやく実って。僕らSexy Zone、遂にドーム公演が決まりました。一人では何もできないんだなということもこの10年間で感じることもあって。俺、明日どうすればいいのかなという時に、いつもメンバーが頑張っている姿にもっと頑張らないとなって全力で生きられました。前進したその先に、いつもファンの皆が待っていたことは、10年間一度も忘れたことありません。1分1秒、積み重ねてきた先にようやく10年待った、10年経った、10年願った、そのドーム公演に俺たちSexyがたどりつきました。菊池くん、勝利くん、松島くん、マリウスくん、このメンバーがいなければ、ここまで絶対、来られなかった。夢のその先だった大きな会場にSexy Zoneがたどり着きました。最高のコンサートを作ります。なので、セクシーラバーズはドームで最高の思い出を作ってください」。真夏の太陽のように熱い視線で中島さんが会場を見渡すと、この日、何度目かの拍手喝采がアリーナ中を埋め尽くした。

発表の瞬間に立ち会えなかった佐藤さんのコメントを松島さんが読み上げる場面も。「ファンの皆へ。ドーム決まったよ。デビュー当時からの夢が叶ったよ。10年以上かかったけど、叶ったよ。だから、泣いてないで笑ってよ。笑顔を見せてよ。嬉し涙ってわかっているけど、喜びの笑顔にしたいんだよ。なぜなら、僕らの使命は人を笑顔にすることだから…。それをドームでも叶えられるのは嬉しいです。みんなを待たせちゃった分、命をかけて幸せにするよ。いちばん大事な人たちに伝えたかったので、ファンの皆さんに報告させていただきました。横浜アリーナにいなくてごめんね。すぐに元気になってステージに戻るね。…あっ、これ言えるじゃん。ドームで待ってるよ! PS. 報道陣の皆さん、このコメントも使ってください(笑)。Sexy Zone佐藤勝利」。

“いちばん大事な人たちに伝えたかった”のところで、嗚咽で手紙が読めなくなるほど、感情移入して佐藤さんの手紙を読み上げる松島さん。会場にいる全員の気持ちが、涙なのか、笑顔なのか…、佐藤さんへのあたたかい想いに満ち溢れた。すると、菊池さんが突っ込まずにはいられない顔で「感動的だし、グッとくるものがありましたけど…。ちょっとごめんなさい? 聡ちゃんの泣き方の癖が強い(笑)」と思わず、噴き出してしまう、らしい一コマもあった。

ラストスパートは夏らしく水を張ったステージでしぶきを上げながら、歌うパフォーマンスも。『Forever Gold』では、彼らの弾けるパッションと連動するかのように踊るたびに水が高く、高く、エネルギッシュに跳ね上がる。その踊りに共鳴するようにファンのペンライトも高く、高く、突きあがっていく。

盛り上がりも最高潮な中、歌ったのは『RUN』。今年、11月16日にデビュー11周年を迎えるSexy Zone。時に涙を流しながら、葛藤し続けながら、駆け抜けた11年間の道のりを振り返るかのような歌詞の数々に胸が締め付けられる。佐藤さんのパート「ここでやめんな」という心の叫びのようなフレーズの音源が流れると、佐藤さんも今ここに、一緒にライブ完走に向けて走っているような不思議な感覚に包まれる。

「僕らはまだ何も残せてない」、そう自分に言い聞かすように歌い続けて、ようやく彼らが辿り着いた先は、夢のひとつだったドームツアー。その夢が叶う直前の瞬間のステージは、輝きを放つ3人の表情で眩しすぎるほど。

最後の挨拶で中島さんは「10年経ったSexy Zoneがそれぞれの活躍を広げながら、前に進んで行く、新たな扉を開く、そんなコンサートにしたい。その夢の先へ。僕たちは辿り着くことが決まっています。その大きなステージにSexy Loversと一緒に愛情をもって突き進んでいきたいと思います。皆さん準備はいいですか?」と、愛するファンに呼びかける。

松島さんは「勝利の手紙にもありましたけど、僕らはファンの皆さんを幸せにするのがいちばんですから。さっき僕は嬉しくて泣いてしまったんですけど、これからたくさん皆さんに笑顔を見せていきたいです。生きづらい世の中、マイナスなことばかりでなく、嬉しいこと、幸せなこともたくさん。幸せに感じることを僕たちと一緒にシェアしていきませんか?」とファンとハッピーを共有したいとニッコリ。

菊池さんは「明日から普通の日々が始まります。普通の日々があるからこそ、僕らと皆さんとで夢のようなひとときを過ごすことができるんじゃないと思います。普通の日々も僕たちSexy Zoneが寄り添える活動がここからできたらいいなと思います」。

今回のライブは、スペシャルな発表もあり、ファンを前にして普段は語ることのない特別な想いを自分の言葉で打ち明けた3人。中島さんの言葉を借りていうなら、歴史的な瞬間であり、幸ある時間――。すべてが最高の瞬間で、ハイライトの連続だったこのステージ。ドームツアーでSexy Zoneがどんな素晴らしいハイライトを更新してくれるのか、期待は高まるばかり。『RUN』で歌う“あの雲の先にある光求め”、歴史的なSexyハッピーな瞬間を生み出してくれるはずだ。

取材、文・福田恵子

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?