ディーン・フジオカ「いつか自分でホテルをプロデュースしたい」 ホテル経営のプロ役に

’90年代にドラマ化され、人気を博した名作コミック『HOTEL』の四半世紀後を舞台に、競争激化によって凋落した「ホテル・プラトン」の危機を描く『連続ドラマW HOTEL ‐NEXT DOOR‐』。ディーン・フジオカさんは、プラトン再建のために総支配人として招聘されたホテルマン・三枝克明を演じる。

再建のため招かれた、“ホテル座の怪人”の真の目的とは。


「これまで旅が多い人生だったこともあり、自分にとってホテルという文化は、すごく身近なものだったんです。ホテルが日々どのように運営・維持され、アップデートされているのか、以前からとても興味があったので、総支配人という役をやらせていただくことで、疑似体験できたらおもしろいなと思いました」

三枝は“ホテル座の怪人”の異名を持つ、ホテル経営のプロ。就任後、驚くべきスピードでホテルの全領域に業務改革のメスを入れていく。

「三枝は、やるべきことを一番シンプルかつ効果的なアプローチ法でエクスキュートしていく男。TO DOリストをこなしていく感覚なので、そこで周囲と軋轢や衝突が生じてしまいます。でも、どんなコミュニティやソサエティにおいても、何か変化を生むというのは、こういうことなのかなと。そういう意味で鼓舞される部分はありました」

やるべきことを淡々とこなす三枝と比べ、実際のディーンさんは?

「どうでしょう。三枝のようになれたらいいなって思う時もありますけどね。実際は毎日挫折しながら、汗かきベソかきやってますよ(笑)」

物語の終盤、三枝の隠された秘密、そして本当の目的が明かされる。

「第1話を見ると、“ホテル座の怪人”という言葉が先行するような意識づけが意図的になされていると思うんですけど、なぜ三枝はプラトンの総支配人になって、なぜいろんな衝突を生みながらもブレることなく、一つ一つの改革を進めていったのか。その“なぜ”という思いを持ちながら見ていただけると、最終話がすごく腑に落ちるというか、感動的なエンディングをより楽しめるような構造になっているんじゃないかなと思います。演じる上でも、全6話を通して、その“なぜ”の答えのフックを作ることを意識していました」

撮影を終えた今、ホテルの見方もこれまでと大きく変わったという。

「今となっては完全に総支配人目線ですよね(笑)。“ここがもっとこうなったらいいのに”“でもきっとこういう問題があるから難しいんだろうな”って、シンパシーを感じてしまって。普段だったら絶対に見えてこないオペレーションの内側の内側まで疑似体験させてもらったので、もともと興味があったぶん、染み込んでくるものもすごく大きかったです。機会があれば、いつか自分でホテルをプロデュースしたいですね。今回の経験を通して結構具体的なビジョンが得られたので、興味がある方はぜひ声をかけてください(笑)」

『連続ドラマW HOTEL ‐NEXT DOOR‐』 ホテル・プラトン再建のため、総支配人として招かれた三枝(ディーン)。しかし彼には、真の目的があった。出演/ディーン・フジオカ、草笛光子ほか。WOWOWにて毎週土曜22:00~放送・配信中。©石森プロ ©WOWOW

ディーン・フジオカ 1980年8月19日、福島県生まれ。企画・プロデュースを手掛ける主演映画『Pure Japanese』がAmazon Prime Videoで、主演ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~Season2』がHuluで配信中。

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※『anan』2022年9月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・ISON KAWADA(IMPANNATORE) ヘア&メイク・花村枝美(MARVEE) インタビュー、文・菅野綾子

(by anan編集部)

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