原作者も自画自賛!? アニメ『進撃の巨人』続編に期待大!

アニメ『進撃の巨人』の続編『進撃の巨人 Season3 Part.2』が、いよいよスタート。今期は、原作の重要なポイント、ウォール・マリア奪還作戦が描かれるため、ファンの期待値も高まっている。そこで原作の担当編集・川窪慎太郎さんとプロデューサー・立石謙介さんを直撃!

川窪:個人的に、原作で一番面白い部分だと思っています。この物語は、外の世界を見に行きたい少年少女の気持ちから始まっているので、ウォール・マリア奪還は、ある種、話としての終着点。常に壁にぶつかっていく主人公たちが、作中でも屈指の高い壁にぶち当たる。そこに至る過程や、しなければならないギリギリの選択は、原作者の諫山(創)さんがずっとやりたかったことなんです。

立石:一読者としても、これまですでに面白いのに、さらに面白くなるのか!? と衝撃を受けた。今回は、アニメ化にあたって諫山先生からのリクエストもなかったよね。これまでは必ず「ここをこういうふうに変えたい」という要望があったけど。

川窪:そうですね。シーンの順番を変えたり、原作のダメな部分を短縮したりして、諫山さんの言葉で言う“少しはマシに”するための要望が、今期はほぼない。あまり自画自賛しない人ですが、本人的にも描き切った満足感があるのかな。

立石:そんな中で、アンアン読者に特に注目してほしいのは、やっぱりバトルシーンですかね。Season1から細かいところ含めてずっと進化し続けていてアニメチームには感心させられます。

川窪:僕は、ミカサの可愛さかな。エレンのために動いてきたミカサが、アルミンのことをどう思っているか分かるのが、個人的に可愛い(笑)。

5分で振り返る! アニメ『進撃の巨人』の軌跡


Season1:圧倒的なスケールとスピード感に引き込まれる!


巨人から身を守るために、周囲に巨大な3重の壁を作り、その内側で暮らす人類。100年の平和な時を経て、壁を上回る超大型巨人が出現し、城壁の街・シガンシナを襲来。主人公・エレンの母が餌食に。エレンは巨人を駆逐するため、壁外の世界の調査を担う調査兵団に所属する。「二千年後の君へ〜シガンシナ陥落(1)〜」から「壁〜ストヘス区急襲(3)〜」まで全25話。

Season2:ど迫力の戦闘シーンと人間ドラマが盛りだくさん。


エレンや調査兵団メンバーたちのバックグラウンドに関して、ストーリーの鍵となる衝撃的な事実が次々と発覚。新たな敵との戦闘シーンに加え、壁の秘密と、その鍵を握る宗教司祭者との関係など政治を含めた権力構図も浮き彫りに。言葉を話す巨人が登場したり、敵が意外な所に潜んでいたりと、固定観念を覆すエピソードの連続。「獣の巨人」から「叫び」まで全12話。

Season3:“人”との戦いを通して物語の謎の核心へと近づく。


“対巨人”だけでなく、“対人”の戦いが過激さを増す。壁の秘密とともに、王家の秘密も明らかに。エレンの直属の上司であるリヴァイ兵士長の過去にもフォーカス。因縁のある人物が敵となって現れ、激しい戦闘が繰り広げられる。終盤にはエレンの生まれ故郷・シガンシナのあるウォール・マリア奪還作戦へ向けて、話が動きだす。「狼煙」から「奪還作戦の夜」まで全12話。

『進撃の巨人 Season3 Part.2』 4/28 24:10からNHK総合にて放送スタート(関西は24:45から)。NetflixやU‐NEXTなどでも4/29から配信。USJ「ユニバーサル・クールジャパン 2019」にて「進撃の巨人・ザ・リアル」(5/31〜8/25)が登場するなどコラボ企画も続々。?諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

川窪慎太郎さん 『進撃の巨人』の担当編集者。入社1年目で作者・諫山創氏を見いだし、その後連載開始。コラボ企画などを次々と実現。『週刊少年マガジン』副編集長も兼任。

立石謙介さん 講談社ライツ・メディアビジネス局 ライツ事業部 部次長。『進撃の巨人』をはじめ、同社の漫画作品のアニメ化や、関連するメディア企画などを数多く手がける。

※『anan』2019年5月1日−8日合併号より。取材、文・矢吹紘子

(by anan編集部)

関連記事(外部サイト)