幼なじみ2人で起業 「友達同士でビジネスは良いことしかない!」

「私たちのプロダクトで女性の毎日をハッピーにしたい」。そんな思いを胸に、原由記さんと和田由紀さんは、コスメの企画や販売を手がける「Mellia」のダブル代表として奔走中だ。ふたりの出会いから起業、そしてこれからについて語ってもらった。

幼なじみで同じ名前、どこか雰囲気も似ているふたりは、バレエ教室で友情を深めた仲。原さんは化粧品メーカーで商品企画やPRを、和田さんは外資系金融機関で営業をしながら、「一緒にビジネスをする」タイミングを窺っていた。そして和田さんの退職をきっかけに、ふたりは起業を決意する。

「会社を辞めることを原さんに伝えたら、『起業するなら今じゃない?』と言って彼女も会社を辞めて(笑)。それからすぐに設立しました」(和田さん)

「仕事を11年間頑張って経験や実績を積み、やりきった気持ちがありました。それに、女性を応援するために構想していた企画を進めるのにはいい機会だとも思いました」(原さん)

その温めてきた企画というのが、デリケートゾーンケアの商品。周囲の女性たちの声から潜在的なニーズを感じていた原さんは、和田さんやメンバーとマーケットを調査し、顔のお肌よりも繊細なデリケートゾーンのケアは、美容面でも健康面でもとても重要と確信。1年かけてじっくり製品化し、昨年ブランドデビューを果たした。

「友達同士でビジネスすると大変じゃない? とよく聞かれますけど、良いことしかない」と、和田さんはきっぱり。「決断する場面が多いですが、ひとつひとつをとことん相談して答えを出せる。その相手が心から信頼できる親友であることはとても心強いです」。

その言葉を受けて原さんが続ける。

「彼女が“攻め”なら私は“守り”。根本のキャラが違うから助け合えることも多いし、お互いを知り尽くしているから、すべてを阿吽(あうん)の呼吸で進められるんです」

30年来の理解者がパートナーという安心感は、大きな活力にも。仕事について語るふたりのキラキラの笑顔が、それを物語っている。

コスメ会社・Mellia 「前向きにチャレンジする女性を応援したい」という想いで美容アイテムやサプリメントの企画・販売を行う。商品は百貨店などで扱うほか、ECサイトも。

※『anan』2019年9月4日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・熊坂麻美

(by anan編集部)

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