宇賀なつみアナ「おいしい」と絶賛!主婦目線で考え直した、389年続く老舗の新商品

いま知っておきたい話題や気になるニュースをお届けする朝の情報番組『モーニングショー』では、月〜金の日替わりコーナーが放送されています。

水曜日は宇賀なつみアナウンサーが、伝統を守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する女性から人生を素敵に過ごす秘訣などに密着す名物コーナー「継ぐ女神」をお届け。

3月13日(水)の放送では、兵庫県三田市で389年続く「丹波屋」14代目・丹羽順子さん(44)に迫りました。

◆贈答品などでも人気「松茸の佃煮」

「松茸佃煮」173g 5400円(税込み)

丹波屋のある三田市、そのすぐ隣は丹波篠山ということで、代々丹波篠山でとれる黒豆や松茸などを料亭に卸してきました。そんな中、先々代が作り始めた煮物や佃煮。中でも「松茸の佃煮」は秋の味覚の王様が一年中おいしく食べられると評判となり、今やお店の名物となりました。

◆祖父が集めた骨とう品に高額鑑定

順子さんの父・勝さん(71)と母・京子さん(71)、さらに夫・嘉孝さん(47)が揃うご自宅で、まずは家宝を拝見。順子さんによれば、祖父が骨とう品のコレクターで数百点もの所蔵品があったそうですが、勝さんは「その趣味がない」と大量処分。「なんとなく価値がありそう」な物だけを残していました。

ところが、このわずかに残ったものの1点が三輪休雪(みわ・きゅうせつ)の茶器だったのです。三輪休雪とは山口県で萩焼を作る窯元で、11代は人間国宝。丹羽家に残されていたのも、この11代の作品でした。鑑定額も250万円と聞き、一家は騒然。処分した骨とう品の中に、もしや・・・との思いが家族に巡り、「申し訳ございません」と勝さんが頭を下げる一幕となりました。

◆旬の時期に缶詰保存し、通年で味わえる佃煮に

作業場は仕込みの真っ最中でした。名物「松茸の佃煮」づくりも行われていて、この日あったのは4000本。実は旬の松茸を缶詰にすることで長期保存し、佃煮という形で季節を問わず提供できるようにしているのです。

その缶詰から取り出した松茸は、大きな鍋でお酒や醤油、みりんとともに3時間煮て、味を含めていきます。 煮あがった後は、欠けている部分がないかなど一本一本を手作業でチェックし、ようやく完成。独特の歯ごたえやうま味を損なうことなく、また、松茸ならではの香りも堪能できるこの佃煮は、ごはんはもちろん、お酒との相性もバッチリ。日本酒を手にした宇賀アナも「う〜ん、これは幸せ」と大満足の表情です

◆女性の気持ちに寄り添い新商品を提案

「食べる丹波黒豆みそ」 594円(税込み)

順子さんは江戸時代から続くこの老舗に一人娘として生まれました。先代は「松茸の佃煮」を高級贈答品として全国の百貨店に売り込み、大繁盛させた敏腕経営者。そんな偉大な父から家業を継いだころ、店の状況は一変します。

「佃煮って辛いイメージがあるじゃないですか」。健康志向から世は減塩ブームとなり、徐々に敬遠されるようになり経営も悪化。婿としてやってきた嘉孝さんは腕の見せ所とばかりに新商品を考えますが思うような成果には至らず…。

その頃を振り返り、順子さんは「商品開発会議メンバーが男性ばかりだった。男性目線の商品に傾いていた」といいます。

大事なのは商品を買ってくれる女性の気持ちと、順子さんは会議に参加し、新商品のアイデアを提案していくようになりました。その一つが「食べる丹波黒豆みそ」です。店頭に並べてもあまり売れていなかったという「丹波の黒豆で作ったお味噌」を主婦目線で考え直しました。「お味噌汁を作るのは面倒だから、そのまま食べられるものに」したこちらは、ご飯にかけて食べられる、手間いらずの「食べるお味噌」。お豆のゴロゴロ感も楽しめ、試食した宇賀アナも「おいしい」と絶賛です。

◆ヒントは自分の中にある!

今回の取材を通して宇賀アナの心に残った「女神の一言」は、「ヒントは自分の中にある!」です

家業を支えながらも主婦で母でもある順子さん。食事の準備などは少しでも楽をしたい。でも、おいしいもので家族を喜ばせたいというのが本音です。そんな気持ちは多くの女性たちも一緒なはずと、商品開発では自分が欲しくなるもの、買いたくなるものという感覚を大切にしているそうです。

※丹波屋(たんばや)
住所/兵庫県三田市南が丘2-2-21
TEL/079-562-4552
FAX/079-564-2946
営業時間/9:00〜18:30
定休日/毎週木曜日

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