プロバスケの若きオーナーが語る、“地元に応援される”チームの作り方

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、修造が応援に行った人物は、東京2020の新種目・3人制バスケットボール“3×3”のプロチーム、湘南サンズの石田剛規さん。36歳の若さながらチームのオーナーを務めている。

©TOKYO応援宣言

◆「どれだけ地元の皆さんにメリットがあるのか」

石田さんは5月に、神奈川県藤沢市・新江ノ島水族館で、3×3の体験などと一緒に、紛争などで母国を追われた難民を支援するイベントを開催した。

実は神奈川県には、およそ3000人以上の難民が生活していて、難民としてベトナムから来日した人も参加していた。

石田さんは「地域貢献」を考えて、このイベントを仕掛けたという。

©TOKYO応援宣言

「湘南サンズが、どうしたら色んな人々にもっと幅広く応援してもらえるかを考えました。バスケットボールは魅力あるスポーツだと思っているんですけど、そこに頼っちゃいけないなという思いもあって。

スポーツチームがあることで、どれだけ地元の皆さんにメリットがあるのか、地域に貢献できるのか。それで認められた上で、応援してもらうのが近道じゃないかと考えていました」(石田さん)

湘南サンズは選手・スタッフ合わせて12名の小さなチーム。チームを応援してもらうには「地元・湘南への貢献が必要」という思いが石田さんを突き動かした。

©TOKYO応援宣言

 

また、選手と共に地元・湘南のビーチを清掃したり、東日本大震災で被災した福島県南相馬の子どもたちを湘南に招いたり、交流イベントも開催した。

「子供たちには、バスケットボールだけでなく、マリンスポーツも楽しんでもらいました。津波の影響も大きく、海が嫌いという女の子もいましたが、帰る頃には『海が好きになった』という声をもらい、帰り際には涙を流してくれる子どもたちまでいました。

スポーツチームを立ち上げて、地域貢献・社会貢献をして、本当に良かったなと思える瞬間でしたね。スポーツをきっかけとして、本当にたくさんの人と繋がれています」(石田さん)

©TOKYO応援宣言

◆地域貢献が生んだ“チームの変化”

地元とつながるために、石田さんが始めた行動は、チームの中にも思わぬ変化をもたらしていた。

「僕らがすごい元気をもらっています。被災地の子どもの力になれたというのは光栄だったし、その子どもたちのためにもっと頑張ろうという気持ちになりました」(湘南サンズ女子チームの及川啓史GM)

また3×3女子日本代表に選ばれたことのある桂葵選手は「私は石田さんの活動を見て、同じ3×3をやるのなら石田さんの下でやりたいなと思い、湘南サンズ入りを決めました」と熱い思いを明かした。

石田さんのできる宣言は「3×3で地域社会に貢献したい」。修造は「石田さんならできる」と熱いエールを送った。

©TOKYO応援宣言

※番組情報:『TOKYO応援宣言』
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50〜)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

関連記事(外部サイト)