人気プロゲーマー、たぬかな&はつめを特集!プロになったきっかけは「おじさん」と「忘れ物」

eスポーツを「競技」と、プレイヤーを「アスリート」と捉え、バーチャル空間で繰り広げられる熱き戦いを“リアル”に伝えるeスポーツニュース情報番組『ReAL eSports News』、通称『ReAL-e』(りあるいー)

日本初となる“地上波でのeスポーツ情報番組”としてスタートし、南海キャンディーズ・山里亮太をメインキャスターに毎週日曜日に放送されている。

7月5日(日)の同番組では、女性eスポーツアスリートを特集。人気のプロゲーマー、たぬかな選手はつめ選手をゲストに迎え、座談会形式で放送された。

たぬかな選手とはつめ選手は、「お互い女性eスポーツプレイヤーの中でいちばん仲がいいと思っている」という関係だ。

◆ゲーセンで『鉄拳』を教えてくれた“おじさん”たち

競技人口が増えているeスポーツ界。現在、その中で女性選手の活躍もめざましい。

まずは、女性プロゲーマーのパイオニア、徳島県出身のたぬかな選手(27歳)。

数々の大会で好成績を残し、女性部門では軒並み優勝。素早く、かつ高い操作技術で多くのファンを魅了している。

2016年には『鉄拳』(バンダイナムコエンターテインメント)でプロとなった。同ゲームの中でも操作が難しいといわれているキャラクター「リン・シャオユウ(凌暁雨)」の使い手だ。

たぬかな選手は、プロ選手を目指したきっかけを次のように語る。

「きっかけは、高校のときに始めた『鉄拳』です。ゲームセンターでプレイしていると、教えてくれる知らないおじさんがたくさんいました。そうやって“楽しく”強くなることができたんです」

大会に出始めて名前が売れ出すと、『鉄拳』の販売元であるバンダイナムコエンターテインメントから台湾のゲームイベントへの出演打診が舞い込む。

たぬかな選手は、その大会で優勝。台湾のファンとのふれあいのなかで楽しさを実感し、「これを仕事にできたら」と感じたという。その後、『鉄拳』のプロチームの募集があり、応募して晴れてプロとなった。

◆プロ化のきっかけになった運命の“忘れ物”

続いて紹介するのは、注目の若手女性プロゲーマー、はつめ選手(21歳)。

日本で3人目となる格闘ゲームの女性プロで、『ストリートファイター』(カプコン)で活躍している。

世界ツアーにも2年前から参戦しており、ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPSゲーム)のプレイヤーたちも多く所属するプロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」の一員だ。

番組冒頭、「実はしゃべるのは苦手。モニターに向けて話すのと人前で話すのはまったく感覚が違う」と話したはつめ選手だが、YouTube登録者数約13.9万人、Twitterフォロワー数約10.5万人(ともに2020年7月1日時点)を誇り、SNS上でeスポーツの魅力を発信し続けている。

はつめ選手のプロ化のきっかけは、高校2年生、秋葉原にあるeスポーツのイベント会場でアルバイトをしていたときのこと。

忘れ物をとりにイベント会場に戻ったところ、ちょうど開催されていたのが『ウルトラストリートファイターW』(カプコン)の大会で、プロ格闘ゲーマーであるKAZUNOKO選手とネモ選手の試合を見て感銘を受けたという

はつめ選手が、「一対一で己を削りあって戦う格闘ゲーマーのかっこよさに魅了された。私もひとりの力で、見ている人の心を動かすプレイヤーになりたいと思った」と話すと、山里は「何かのきっかけに“忘れ物”がかかわると運命感が増すよね」とすかさずスタジオの笑いを誘う。

◆プロになってよかったことは、ともに「家族」のこと

また、プロ選手になってよかったことについて、たぬかな選手は次のように話す。

「徳島ローカルのテレビ番組に出ることになって、お父さんが、君が有名になってくれてよかったと言ってくれたこと。それがいちばんうれしかったです」

はつめ選手も同様だ。

「両親があまり仲良くなくて、幼い頃からよく衝突するのを見てきました。私がテレビに出たり海外の試合に出場したりするようになると、スマホや電子機器の使い方があまりわからない母を父が助けるかたちになり、父と母の間で共有がうまれた。自分がゲームの世界で頑張れば頑張るほど両親が仲良くなるのでは、と感じています」

なお番組ではこのほかにも、はつめ選手に心に残っている試合を振り返った。

※番組情報:『ReAL eSports News』
毎週日曜 深夜0時45分〜、テレビ朝日系(※一部地域を除く)
<次回地上波放送は、7月12日(日)深夜0時45分〜>

※Tverでも視聴可能
(今回7月5日の放送は、7月13日00:31まで配信)

※番組Twitterはこちら

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