【30年の時を超えてミスDJ・千倉真理 読むっきゃない!!】「大友康平さんの筆おろしの」!? 言い間違えエピソード数知れず…「おっちょこちょい人生」

【30年の時を超えてミスDJ・千倉真理 読むっきゃない!!】「大友康平さんの筆おろしの」!? 言い間違えエピソード数知れず…「おっちょこちょい人生」

ちょっとおっちょこちょいの私です

★(9)

 おっちょこちょい、早とちり、思慮不足、勝手な思い込み…どれも身に覚えのある人生をやってきました。ちょっとご紹介します。

 子供たちが10歳くらいのころ、家族4人で富士山方面をドライブしたときのことです。下り坂を夫が運転していると、「砂場 すぐそこ」の看板が見えました。

 私は子供2人に「『砂場』というのは、下り坂を走る車がブレーキが効かなくなったとき、つっこんで車を止めるためのものだからね」としたり顔。それを聞いていた夫が「よく知ってるね…って、あのね〜(怒笑)。『砂場』はおそば屋の名前で、近くにあるからこの看板があるの!」と。

 私は自分が子供のころ、下り坂の車の緊急退避所の説明を、親から受けたのを覚えていて、それを子供に教えようとしたのですが…。

 次は私が大学生のころの話。近所で昔からお世話になっていたおじいさんが亡くなったので、お通夜に行きました。

 ご焼香のとき、焼香の仕方を知らなかったわけではないのですが、私は抹香(あの砂のようなもの)を手でつまむつもりで、熱いほうに指を突っこんでしまったのです。

 アチッ!

 大きな間違えをしたことは、すぐにわかりました。一番近くで見ていた親戚のお兄さんが、肩を震わせながらうつむいていました。お通夜の後、ウチにきて「頼むよ、真理ちゃん、笑いを抑えるのに必死だった」と、言っていました。

 言い間違えもしょっちゅうです。友達と銀座線に乗ったとき、90年前にタイムスリップしたと思われるような、特別仕様車がホームに入ってきました。運が良いと出合える懐かしい車両です。

 私は自慢気に「知ってる? これ、レトルトなのよ!」。

 友達は「…。いやレトロじゃない?」。

 最後に、これは30年前のラジオでのこと。ハウンドドッグの大友康平さんと「スクールズアウト」という夜の番組をやっていました。大友さんの新刊が出版されたので、リスナーへのプレゼント告知を私がするという段取りでした。

 「大友さん書き下ろしの」と言わなければいけないところを、「今日はラジオをお聞きの方から抽選で20人の方に大友康平さんの筆おろしの新刊をプレゼントします!」と、マイクに向かって何の疑いもなく話していました。

 あー…。

 ■千倉真理(ちくら・まり) 千倉書房編集担当役員、ラジオ・パーソナリティー。1962年、東京都生まれ。成城大時代に81年から始まった、文化放送「ミスDJリクエストパレード」初代水曜日(後金曜日)担当。30代から外務省勤めの夫とイタリア、タイ、フランス、カナダの4カ国に住み、イタリアで長女を、タイで長男を出産。2005年から実家の千倉書房でフランスのアート絵本の企画を始める。

 現在は文化放送「ミスDJリクエストパレード〜8116サンデーアップ」(日曜午後1時)に出演中。

関連記事(外部サイト)