“働き方改革”の影響!? NHK「朝ドラ」週5に…土曜日放送廃止 2020年春『エール』から

 「朝ドラ」の愛称で月曜〜土曜に放送されているNHK連続テレビ小説が、2020年春の『エール』から土曜日の放送を廃止し、月〜金の週5日に短縮する方向で検討していることが22日、分かった。これも“働き方改革”の一環とのこと。何だか寂しい気もするが…。

 今回の改革では本編は週5日とし、土曜日にはその週のダイジェスト版を放送する方向で調整を進めているという。

 NHKは、女性記者が長時間労働で過労死したことをきっかけに働き方改革を進めている。その影響はドラマの制作現場にも及んでおり、スタジオ収録に時間制限を設け、大河や朝ドラではその日の撮影を午後9時までに終わることを目標としている。

 「これまで朝ドラのヒロインといえば、オーディションで若手女優を起用することが多く、新人女優の登竜門ともいわれていました。しかし、最近は実績のある俳優を起用することでNGなどを少しでも減らし、撮影時間の短縮を図っています」と芸能関係者。

 働き方改革もここに極まれりといったところだが、実際、現在放送中の『なつぞら』は広瀬すず(20)と若手だが実力派を起用。次の『スカーレット』では戸田恵梨香(30)、時短の1作目となる『エール』の主人公も窪田正孝(30)といずれも連ドラの主役級を配置している。

 そんな朝ドラだが、土曜日の放送は“時代遅れ”との見方もある。

 当初、月〜金曜の週5日だったが、1962(昭和37)年の2作目『あしたの風』から1回15分、週6日という現在のスタイルになった。このころは土曜日もまだ“半ドン”だったため、需要があったわけだ。

 現在は週休2日制が定着し、土曜日の朝はゆっくりしている人も多い。「朝ドラの最終回は土曜日になるので、半年間見続けたのに最終回を見逃してしまうこともあった」との声もあるほど。

 週5日になれば、これで最終回を見逃す心配はなくなるわけだ。

関連記事(外部サイト)