来春朝ドラ「エール」ヒロインに二階堂ふみ 新人起用避け…新鮮味薄れても推し進めるNHK“働き方改革”

来春朝ドラ「エール」ヒロインに二階堂ふみ 新人起用避け…新鮮味薄れても推し進めるNHK“働き方改革”

二階堂ふみ

 来年春のNHK連続テレビ小説『エール』のヒロインに決まった女優、二階堂ふみ(24)。『半分、青い。』の永野芽郁(19)以来のオーディションによる選出だが、何と言っても二階堂は押しも押されもせぬ若手演技派のひとりだけに新鮮味は今ひとつ。結果的にNHKが進める“働き方改革”を後押しする形になった。

 「エール」は全国高校野球選手権の大会歌「栄冠は君に輝く」などで知られる昭和の名作曲家、古関裕而氏と妻の金子(きんこ)さんをモデルに描く。主演は俳優、窪田正孝(30)とこれまた若手演技派を起用するなど手堅い布陣だ。

 ヒロインオーディションには2802人が参加。制作統括の土屋勝裕氏はオーディションでの二階堂の演技に「二階堂さんの真に迫る演技に鳥肌がたち、震えるほどの感動を覚えました」とコメントしている。

 「これまで朝ドラヒロインは、演技経験の浅い若手女優が半年間を通じて、役でも、役者としても成長していく過程を見せてくれたことで新鮮だったが、最近は手練れの俳優の起用が相次ぎ、新鮮みが薄れている」とテレビ誌編集者。

 現在放送中の『なつぞら』の広瀬すずも20歳とはいえ、数多くのドラマ、映画に出演し、演技力には定評がある。前作の『まんぷく』では安藤サクラ(33)、次作の『スカーレット』は戸田恵梨香(30)と安定の人選が続いている。

 「主演に窪田が選ばれたこともそうだが、NHKが進めている働き方改革が大きく影響しているといっていい。今回はオーディションだが、二階堂が選ばれたことで図らずも働き方改革を後押しすることになりました。大河や朝ドラの現場では午後9時で終わるように推進しており、役者も新人の起用は避けて、NGをなるべく出さない演技巧者が求められているのです」とNHK関係者。

 すでに『エール』では月〜金曜の週5日放送も検討されており、働き方改革の波が止まりそうもない。

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