【桂春蝶の蝶々発止。】許容範囲を超えている昭和天皇の映像作品…これを「芸術」だと言うのは勘弁して! あいちトリエンナーレ問題

【桂春蝶の蝶々発止。】許容範囲を超えている昭和天皇の映像作品…これを「芸術」だと言うのは勘弁して! あいちトリエンナーレ問題

津田大介氏

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」が、話題になっていますね。私の中では「あいつ、取り合えんな〜アレ」と呼ぶことにしています。あんなのと関わるとしんどいよ…という意味ですね(笑)。

 問題の企画展「表現の不自由展・その後」は、開幕3日で展示中止になりました。芸術監督でジャーナリストの津田大介氏は「想定内」と思っていたと思います。

 どちらかと言えば中止に追い込まれた方が、「ほら、日本の表現って不自由でしょ?」と言えるから、都合がいいんじゃないですか。確信犯的に開催した気がしています。

 しかし、表現の自由とは、一体どこまで許されるのでしょうか?

 完全に仮定の話ですが、米国主催で、沖縄の米軍基地内で「あの戦争は正しかった」と、日本人多数が犠牲となった沖縄戦の悲惨な絵画を集めた芸術展が行われたとします。そして、米国側が「この沖縄戦があって、多くの日本人は救われたのだ」とか言い出したら、どう思います?

 日本人なら、ほぼ全員が反発するでしょう。

 それを、ドナルド・トランプ米大統領が「芸術は自由だ! 表現の自由が侵された!」とか言い出したらどうですか? あぜんとしますよね?

 今回の企画展では、似たようなことが起こっているんですよ。

 昭和天皇の写真を焼いて灰を踏み付けるような映像作品は、いくら何でも許容範囲をはるかに超えています。許せますか? ほかにも、「慰安婦像」として知られる少女像や、英霊を貶めるような作品まで並んでいたそうです。

 愛知県ではこうした展示に税金が投入されているのです。許すだけでなく、応援しとるわけですよ!? 私は、津田氏よりも、よっぽど実行委員会会長である愛知県の大村秀章知事の方が罪が深いと思いますね。

 あと、個人的にはこれらを「芸術」だと言うのは、本気で勘弁してもらいたい。芸術ではなくて「欲望」なんですよ。偏った思想をぶちまけているだけです。

 芸術とは、内なる煩悩と向き合って、最も「美しい表現」に変えたものを言います。

 今回の展示を喜んだのは、企画展をいち早く報じた韓国じゃないですかね? 日本のリベラル層って、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親衛隊なんじゃないですか?

 「コリヤ、取り合えんな〜アレ」…って企画展でもやりましょうか?(笑)。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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