のんだけじゃない!“楽屋ストーカー”の恐怖 地方の舞台ほど警備スキだらけ…堂々としてればお偉方だと勘違い?

のんだけじゃない!“楽屋ストーカー”の恐怖 地方の舞台ほど警備スキだらけ…堂々としてればお偉方だと勘違い?

危機一髪だった、のん

 危険過ぎるストーカーだ。女優、のん(26)が出演する舞台の楽屋に忍び込んだ男が福岡県警に逮捕された。「のんに会いに来た」とのたまう男は関係者を装って侵入したとみられるが、地方の舞台ほど警備が甘くなりがちで、危険がいっぱいだというのだ。

 建造物侵入の疑いで、福岡県警に18日逮捕されたのは、長崎県大村市杭出津、無職、北野健二容疑者(56)。のんの舞台「私の恋人」が上演された福岡県大野城市の多目的複合施設「大野城まどかぴあ」に関係者入り口から侵入した疑いが持たれている。「自分も出演者」と話していたという。

 演劇関係者は、舞台の楽屋警備について警鐘を鳴らす。

 「関係者入り口から楽屋への導線には、コンサートなら警備会社のスタッフが複数いますが、舞台だと警備は手薄で、関係者を装って入り込みやすい。特に、会場が公民館的な複合施設だと、構造的にも侵入が容易でしょう」

 さらに地方になるほど“関係者”の枠が緩くなりがちだ。年配者で堂々とした振る舞いをしていると、出演者が所属する事務所のお偉方だと勘違いされるのでなおさらだという。

 「とある劇場で、スタッフが、出演者の事務所社長に身分証提示を求めたところ、『俺を誰だと思っているんだ』と厳しくしかられた事件がありました。もちろん顔を知らなかったスタッフにも落ち度がありますが、顔パスを普通だと思っている幹部も問題。逆にいえば、身分証や名刺がなくても堂々としていれば、さらりと入ることができるのです」(劇団関係者)

 地方アイドルの運営関係者は、ファンとの距離の取り方の難しさを指摘する。

 「小さなライブハウスや劇場、公民館では差し入れを持ってきた知人を装って中に入ろうとするケースも少なくありません。地下アイドルのイベントを開催するライブハウスでは、関係者面で楽屋まで押しかける連中を、スタッフが押し戻す光景は日常茶飯事。事務所関係者が、そうした連中を威圧するためにサングラスをかけてこわもてぶるなんて事例もありますよ」

 さらにタチの悪い警戒突破の事例もぞろぞろ。

 「コンサート警備会社のスタッフにファンが紛れ込んで、リハーサルを盗撮したり、リハーサル後に話しかけて握手を求めたりする事案もありますよ」とコンサート運営スタッフ。

 どこにいても油断ならない。

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