ピエール瀧の出演シーンカットせず映画「麻雀放浪記2020」公開

ピエール瀧の出演シーンカットせず映画「麻雀放浪記2020」公開

会見した東映・多田社長(左)と白石監督

 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が出演する映画「麻雀放浪記2020」が予定通り、4月5日から公開される。瀧容疑者の出演シーンもカットしない。20日、配給元の東映が都内で会見し、発表した。

 逮捕発覚後、対応を協議してきた東映の多田憲之社長(69)はノーカットにした理由を「あってはならない罪を犯した一人の出演者のために、作品を待ちわびているお客さま、すでに完成した作品を公開しないという選択肢は取らないという結論に至った」と説明。

 同席した白石和彌監督(44)は「現状ではうれしく思っているとは言いづらいんですけど、まずはホッとしているというのが正直な気持ちです」と話した。

 同映画は俳優の斎藤工(37)が主演。瀧容疑者は元五輪組織委員会の会長役を演じた。

 映画やドラマなど俳優として幅広く活動していた瀧容疑者はその作品の扱いを巡り、議論を呼んだ。出演番組の休止、出演シーンのカットなどの処置が取られる一方で、逮捕と作品を別物と捉え、また被害者もいないことから「公開すべき」との声も高まっていた。

 2月に派遣型マッサージ店女性従業員への強制性交で逮捕された俳優の新井浩文(40=本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告のケースでは、主演映画「善悪の屑」が公開中止となっている。

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