拳銃強奪犯の父 カンテレ常務を「一身上の都合」で退任

拳銃強奪事件の飯森裕次郎容疑者の父が関西テレビ常務を退任 理由は「一身上の都合」

記事まとめ

  • 関西テレビの飯森睦尚常務が役職の退任を申し入れ、株主総会で了承された
  • 飯森氏は大阪の拳銃強奪事件で強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎容疑者の父親
  • 嘉納修治代表取締役会長は記者会見で「お気持ちについてはご自身の問題」と述べた

拳銃強奪犯の父 カンテレ常務を「一身上の都合」で退任

拳銃強奪犯の父 カンテレ常務を「一身上の都合」で退任

左から羽牟社長と嘉納会長

 関西テレビは19日、大阪市内で株主総会を開き、吹田市の千里山交番で起きた拳銃強奪事件で、強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)の父親である飯森睦尚(むつひさ)常務(63)が「一身上の都合」を理由に役職の退任を申し入れ、了承された。

 総会後、大阪市内の同局で嘉納修治代表取締役会長(69)と羽牟正一新社長(66)が記者会見を開いた。飯森常務は当初、取締役会で同職に再任され、社長補佐、営業局・スポーツ局・東京支社担当を兼務する予定だった。嘉納会長は「飯森氏から強い申し出があり、私どもが受けた。担務は皆で分担したい。お気持ちについてはご自身の問題。私どもがどうこう言える問題ではないと考えています」と述べた。

 同局によると、最初に申し出があったのは、事件が発生した16日夜。飯森常務から当時の福井澄郎社長に連絡があり、事件の説明と役職を辞退したいとの申し出があった。17日の飯森容疑者の逮捕を受け、役職就任の辞退届が出され、この日、株主総会で受理されたという。今後は顧問に就任するが、任期や報酬などについて同局関係者は「差し控えたい」とした。

 また、飯森常務が在職中に、社として会見を開こうと考えなかったのかということについて、同局は「家族のことはプライベートなこと。会社としては考えておりません」と語った。

 一方、羽牟社長は事件について「重体になられている古瀬巡査の一刻も早いご回復を心からお祈り申し上げたい。大変重大な事件であり、今後マスメディアとしての社会的責任を果たし、視聴者の信頼に応えていきたい」と述べた。

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