長州引退前夜 小力は女子プロ界レジェンド「W井上」と激闘

長州引退前夜 小力は女子プロ界レジェンド「W井上」と激闘

左から長州小力、井上京子、井上貴子、アントニオ小猪木(撮影=宮木和佳子)

 昭和の名レスラー・長州力(67)が東京・後楽園ホールで引退した前日の25日、東京・新宿FACEで行われた西口プロレス6月大会「バンザイ水無月闇雲HAPPY!」で、そっくり芸人の長州小力(47)が女子プロ界のレジェンド選手と激闘を繰り広げていた。

 小力はアントニオ小猪木(47)と組み、メインイベントで元全日本女子プロレスの名コンビ、井上京子(50=ワールド女子プロレス・ディアナ)&井上貴子(49=LLPW‐X)の「W井上」と対決した。

 これまで哀川翔(58)、氏神一番(60)らと相まみえ、経験値を上げている2人だけに、W井上との一戦にも念入りな戦力分析を欠かさなかった。小猪木は女子プロ界一のセクシー選手として人気を誇る貴子の写真集を古本屋に駆け込んで確保すると、穴が開くほど熟読。予習を繰り返して当日を迎えた。

 小力と貴子のマッチアップで始まった試合は、W井上の圧倒的優位で進む。それでも小力、小猪木はインディアンデスロック、エルボースタンプなどで抵抗。さらには美人のほまれ高い貴子を密着技で攻め続けたが、ついには「おい、抱きつきたいだけじゃねーのか!」と激怒され、もくろみが露見してしまう。

 そこから場外に。西口勢は京子にダブルブレーンバスターを決め、小力のラリアート、小猪木の延髄斬りで勝負に出た。しかし、これが百戦錬磨のW井上を刺激してしまう。貴子がスタンガンで小力を蹴散らすと、京子はおもむろに小猪木にナイアガラ・ドライバーを仕掛けようとする。

 台本重視、安全・安心が売りの西口では、もちろん“ご法度”だ。技が決まれば病院送りは避けられない。レフェリーのポーク林は、すかさず“危険技”とみなして止めに入った。

 九死に一生を得た小猪木だったが、最後は悠然と顔面騎乗した京子の超重量級ヒップドロップを食らい、あえなく圧死。夢の一戦は女子プロレス軍の勝利で幕を閉じた。

 W井上は今年でデビュー31周年。京子は「西口のリングに上がるのを悩んだが、本物のプロレスができたんじゃないかな」とコメント。貴子は「楽しかった。こんなのもあるんだなと思ったら、寿命が伸びた」と笑顔で話し、リングを下りた。

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