コカイン“女運び屋”にピエール瀧被告より重い懲役2年6月の猶予付き判決

コカイン“女運び屋”にピエール瀧被告より重い懲役2年6月の猶予付き判決

ピエール瀧被告

 テクノユニット「電気グルーヴ」メンバー・ピエール瀧被告(52)のコカイン事件で、麻薬取締法違反の罪に問われた“女運び屋”田坂真樹被告(48=元通訳業)の判決公判が28日あり、東京地裁は懲役2年6月、執行猶予4年を言い渡した。使用の罪に問われた瀧被告の懲役1年6月、執行猶予3年より重い量刑だ。

 田坂被告は今年3月11日深夜、横浜の自宅近くのコンビニ駐車場で、瀧被告にコカイン約6グラムを譲り渡した罪に問われた。逮捕時の尿検査結果はシロで、コカイン所持や使用の罪には問われていない。

 それにしては瀧被告より量刑が重いとは…。裁判長は、6グラムというコカインが数十回分の使用量と多く、8年余りにわたって瀧被告の“専属運び屋”を続けてきた中での「常習的犯行」だと指摘した。

 犯罪に加担したのは瀧被告との「関係維持が主で、意欲的犯行ではない」こと、また瀧被告以外と薬物取り引きしていた事実は提出証拠から裏付けられなかったことなどを、裁判長は情状理由に挙げた。

 瀧被告とセットで大報道され、「周囲の者らに注目される」という田坂被告の今後についても同情的だ。裁判長から「次に罪を犯したら、数年間の刑務所行きは確実。両被告とも多くのものを失い、罪の重さは身にしみたと思う。入手先(売人)との関係は断ち切ってください」などと声を掛けられると、証言台に立つ田坂被告は前で手を組みしんみり聞き入っていた。

関連記事(外部サイト)