立民・枝野代表が市井氏ら選んだワケ 著名人擁立は知名度だけじゃない

立民・枝野代表が市井氏ら選んだワケ 著名人擁立は知名度だけじゃない

著名人候補について語った枝野代表

 立憲民主党の枝野幸男代表が27日、参院選(7月4日公示、21日投開票)を前にスポーツ紙5紙による共同インタビューに応じた。アイドルグループ「モーニング娘。」OGの市井紗耶香氏(35)ら著名人候補を多数擁立した同党が選挙戦でどう戦うかを明かした。

 枝野氏にとって今回の参院選は、立民を結成して2度目の国政選挙だ。「暮らしから始まる経済成長、個人の可能性が芽吹く社会、透明性の高い『まっとうな政治』へ」を訴える。

 話題を集めているのは市井氏や“筆談ホステス”斉藤里恵氏、格闘家でアーティストの須藤元気氏、アカペラグループ「RAG FAIR」で活動した奥村政佳氏ら著名人候補の擁立だ。

 市井氏について枝野氏は「圧倒的な知名度をお持ちなことはわかっていた。直接お会いして正直ビックリしたのは、非常にしっかりして、政治家として何をしたいのか理解し、4人のお子さんの子育てをしている。モー娘での華々しい時代からだいぶたってパート、アルバイトをしたりとか、保育所に入れるのが大変だったりとか、現実の子育て中の世代の声を代弁している。市井さんには当選していただいてリアルな声を国会に届けてほしい」とエールを送った。

 一方、一部では立民の著名人擁立に対し「知名度だけで当選させてはいけない」などの批判の声が上がっている。

「知名度が高い方であればあるほどネガティブな声が一定程度あるのはやむを得ないことです。だが我々はタレント候補者を擁立した意識がありません。多様な意識で政治に関われる方、現実的な声を国会に届けたいという目的意識を持った方々です。例えば奥村さんは紅白にも出場した歌手で一流アーティストであると同時に保育の現場をよく知っている。斉藤さんは、障害者が暮らしやすい社会をつくるには国会から変えるという明確な目的意識を持つ。選挙で戦いづらい部分を知名度が補っているという位置づけです」と枝野氏。

 有権者がどう判断するのか注目だ。

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