中村獅童 京アニ被害者を思いやる「残念という言葉では片付けられない」

中村獅童 京アニ被害者を思いやる「残念という言葉では片付けられない」

初音ミクとの共演に意気込む獅童

 歌舞伎俳優の中村獅童(46)が30日、京都市の伏見稲荷大社で「八月南座超歌舞伎」(8月2〜26日=京都南座)のお練り&成功祈願祭を開催した。

 獅童とバーチャルシンガーの初音ミクが共演し、2016年からニコニコ超会議で開催されてきた超歌舞伎の劇場公演が実現。お練りを終えた獅童は「ミクさん、炎天下で暑くて大変だったよね」と、ミクのパネルに向かってねぎらいの言葉をかけると、初の劇場公演について「南座という歴史深い劇場で新たな試みができるのは感慨深い。今まで歌舞伎でペンライトやサイリウムを振るっていうのは絶対になかったですが、この芝居に限ってはご自由に振っていただいて楽しんでいただければ。見たことのない南座の風景を皆さんと作りたい」と意気込んだ。

 2013年に亡くなった母の陽子さんは伏見区の出身だという。それだけに伏見稲荷で行ったお練りについて「幼少の時から母と一緒に来たりしていたのでうれしかった」と感慨深げに語った。

 伏見区では18日、アニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオが放火され、35人が亡くなる悲劇が起きた。獅童は「アニメーションで声優の仕事をやらせていただいたり、初音ミクさんとお芝居を作らせてもらったりと、そういう世界観の方たちと日頃からお仕事をさせていただいている。残念だし…ものすごく大きな損失ですよね。たくさん才能のある方がいらした…残念という言葉だけでは片付けられないですね」と、やるせない心境を明かした。

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