加藤浩次 吉本「専属エージェント契約」導入に「僕が考えついた」と経緯明かす

加藤浩次 吉本「専属エージェント契約」導入に「僕が考えついた」と経緯明かす

加藤浩次

 吉本興業が一連の騒動を受けて設置した「経営アドバイザリー委員会」の第1回会合を8日に行ったが、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」が9日、この話題を取り上げた。

 番組冒頭で水卜麻美アナ(32)から意見を求められたMCの「極楽とんぼ」加藤浩次(50)は、7月22日に同番組内で発した「今の経営陣が代わらないなら、俺は辞める」発言の翌日から「ずーっと黙ってきたんですけど、このタイミングで全部話したい」と切り出した。

 番組では委員会の川上和久座長が、吉本が「専属エージェント契約」を導入することを説明する会見の模様を紹介。加藤はこのVTRの後に口を開いた。

「少し長くなりますけど、いいですか」と水卜アナに同意を求めた加藤は、7月22日の発言後“加藤の乱”と騒がれたことについて「マスコミが盛り上がるのをずーっと傍観していた。『あれ?』と思うこともあったし、(ダウンタウンの)松本(人志=55)さんと“VS構造”とか言われて、夜の報道番組まで対立構造としたことを疑問に思っていた」と話し、発言の翌23日に大崎洋会長(66)と会談し「(会長が)OKを出してくれたら辞める、僕が辞めて“火消し”しましょう」と申し出たが、その場では結論が出なかったと明かした。

 その後、25、26日と続けて松本と話したとして「松本さんから『俺は1人も辞めないで改革したい。“芸人のチーム”だけは守っていきたい』と言われた。それで、自分の吐いたツバで自分が辞めて、それは自分だけ気持ちいいことなのか、エゴなんじゃないのか、と思った。じゃ、どうしたら残って内部から変えていけるのか」と心境に変化があったことを吐露した。

「それでエージェント制度。僕が考えつきました。会社に提案、相談させていただいた」

 エージェント制度ではタレント側がテレビ、ラジオ、舞台、CM、出版など仕事ごとに吉本とでも他の会社とでも契約を結ぶことができ、吉本は仕事獲得の交渉窓口として機能することになる。

 加藤はこの時点で「松本さんから『(吉本に)残るんだな』と確認され、松本さんが大崎会長に『(改革を)会社がしていかな』と言ってくれた」と明かし「8月6日に大崎会長と2回目の会談をさせていただき『ああいう言葉を吐きましたけども』と謝って、エージェント契約の話をしたところ、会社側がのんでくれた」と経緯を説明。「その間、まったく違うところで(松本との対立など)空中戦が広がって、怖いなと、自分も『スッキリ』やらせてもらってますが、すごい勉強になった」と胸中を明かした。

「エージェント制度では自分が中心、芸人が全部責任を負う。個人の考えでやらなきゃならない。でもこれで吉本と向き合おうという考えに至りました。芸人側から(契約を)切ることができる。(吉本に)『それはおかしい』と言える。対等にいられる」として「今まで全て会社側が決めていたが、テレビ、ラジオは吉本さん、ユーチューブは自分で、と個人事業主としてやれる」と、契約形態が前進したことを説明した。

「会社の姿勢が問われる。良くなれば『やっぱり一緒にやりたい』となるだろうし。でもいろんな芸人の不満があったり…SNSとかね。それがどう変わっていくか、見ていかないと」と締めた加藤は最後に「いろいろお騒がせしました。申し訳ありませんでした」と視聴者に頭を下げた。

関連記事(外部サイト)