N国党が“青汁王子”三崎優太被告に触手 立花氏への文春砲には「橋下弁護士」要請

N国党が“青汁王子”三崎優太被告に触手 立花氏への文春砲には「橋下弁護士」要請

立花孝志党首

 裁判中の“青汁王子”に出馬要請!? マツコ・デラックスとのバトルで注目を集めた「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(52)の仕掛けが止まらない。週刊文春に政治とカネの疑惑を報じられたことで怒り心頭。橋下徹氏(50)に1億円の弁護士依頼オファーをかければ、法人税法違反罪で公判中で、ホストに転身した“青汁王子”こと三崎優太被告(30)を次期衆院選に向けた候補者としてスカウトに動きだした。ハチャメチャ活動で批判の声も上がるN国党はどこへ行くのか。

 マツコへの攻撃を中止した立花氏が、次なる標的に定めたのは文春だ。21日発売の同誌で、立花氏の資金面に疑義があるとして、政治資金規正法違反や詐欺行為の可能性が報じられ、立花氏はすぐさまユーチューブやネット番組で反論に出た。

 疑惑を否定したうえで「(文春)ネットの見出しで『詐欺行為の疑い』とあるが、可能性で書かれたら何でも書ける。あの人は将来、人を殺す可能性があるとか。文春は影響力があるから黙っているワケにはいかない」と文春を名誉毀損で提訴すると表明した。

 そこで弁護人を要請したのが橋下氏。もともと立花氏は地方から国政に進出した橋下氏の政治手法を参考にしているといい、橋下氏も立花氏の炎上商法ともいえる話題集めを高く評価していた。

 20日の呼びかけ時は着手金1000万円、賠償金を勝ち取った場合は全額を報酬にするとしたが、21日に日本ジャーナリスト協会のトークイベントに出席した立花氏は「橋下さんからリアクションはまだない。橋下さんに1000万円は安い。1億円くらい出さないといけないかな」とニヤリ。橋下氏も過去、週刊誌とバトルを繰り返し、名誉毀損訴訟も得意とするだけに、仰天タッグが結成されるかもしれない。

 さらに衆院選に向けた候補者集めでも話題に事欠かない。

 立花氏が交際中の司法書士の恋人や東大生のユーチューバーの擁立が内定している。そんななか、立花氏が20日に足を運んだのは東京・新宿歌舞伎町のホストクラブ「愛本店」だ。同店では本紙既報通り、19日に青汁王子こと三崎被告がホストデビューし、連日大盛況になっていた。

 その人気ぶりを伝え聞いた立花氏が訪問。

「彼(三崎被告)と話したら『財務省をぶっ壊す!』と言っている。『(文書改ざんで告発された)財務省の佐川(宣寿氏)が無罪(不起訴)で、なんで14億円の税金を払って1億8000万円足りないだけの俺が逮捕・起訴されるんだ』と」(立花氏)

 18歳で起業し、一時代を築いた三崎被告は、立花氏のメガネにかなうものだったという。

「ただの男前じゃないし、若者の支持は僕よりも圧倒的にある。彼を支持している人は、ほぼ選挙に行かない層で、ぜひスカウトしたい。本人もヤル気」(立花氏)

 三崎被告は9月5日に判決を待つ身で、立花氏は立候補が可能な執行猶予判決をにらんで、正式オファーを出す構えだ。

 一方で、立花氏がほぞをかんだのが20日に発表された立憲民主党と国民民主党の会派合流だ。実は国民の玉木雄一郎代表と近く話し合いをする予定だった。各種世論調査で国民とN国党の支持率はほぼ並び、国民が何らかの打開策を求め動くことは想定済みだったからだ。

「立憲の議員は排除された人だけで、魅力はなかったが、国民は議員はキラキラ光る原石の人が多かった。党にも50億円といわれる資金があって、1億円で今回の参院選で1議席取った僕に任せてくれれば、うまいこと使えた。玉木代表はなぜもうちょっと待てなかったのか」(立花氏)

 会派合流でN国党が介入する余地はなくなり“NHKから国民を守る国民民主党”のプランは幻に終わったが、多数派工作に向け、次なる一手は既に浮かんでいるとも。

 たとえ「炎上商法」「悪ふざけしているだけ」と非難を浴びようが立花氏は全く意に介さない。

「嫌われた方が目立つ。ヒールになった方がむしろいい。N国党はポピュリズムといわれるが、大衆に迎合するのが民主主義でしょ」(立花氏)

 すべては計算ずくと言い、知名度と政党支持率も上昇中。どこまでこの勢いは続くのか。

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