ロックミュージシャンが明かした台風19号経験談

 東日本を縦断して各地に大きな被害をもたらした台風19号が上陸してから、19日で1週間を迎えた。被災地では20日、警察や消防などが行方不明者の捜索を続行する。東日本や東北の被災地は前線の影響で非常に激しい雨が降る可能性がある。河川の氾濫や土砂崩れの発生など、二次災害への懸念も広がっている。

 そんな中、ロッカーたちが本紙に台風経験を明かした。

 本紙既報の伝説の元祖ビジュアル系ロックバンド「AURA(オーラ)」のベーシスト・Marbleが11月に放送開始予定だったコミュニティーFM局「狛江FM」を臨時開局し、多摩川沿いの狛江市で活躍した。

 Marbleは「このたび、狛江市の申請により臨時災害放送局として放送を行いました。狛江市の強い依頼により、私が初回の原稿読み上げを行い、その後も、弊社スタッフと市内在住のパーソナリティー(笠原ちゃこさん)に駆けつけていただき、放送を行いました。閉局の際には、市長をはじめ多くの市民からも感謝のお言葉やコメントを頂戴し、本免許交付の前ではありますが、コミュニティーFMの必要性を改めて感じた貴重な機会となりました」と言う。

 一方、荒川付近には、生まれて初めての避難所を体験したハードロックのベーシストがいた。ジャパメタムーブメントの先駆け的存在となったハードロックバンド「RAJAS」「X―RAY」のベーシスト・臼井OZMA孝文だ。

「大切なのは、避難する準備であることは間違いないですが、避難勧告に素直に従う気持ちを持つことだと感じました。避難された方々は整然として誰も文句を言わず、こうしたところは日本人の美徳なのだと思いました。スタッフの方々も丁寧でした。互助精神に満ちていて、人はただ生存するために一つになるということを実感しました。これからも避難勧告には素直に従うべきだなと強く感じました」と語る。

 山梨県から台風一過の13日に神奈川県藤沢市のライブハウスでのライブで向かった元「ANTHEM」のギタリスト・福田洋也氏は「1時間半で行ける藤沢のライブ会場に行くまでに3時間半かかりました。風が運んだ木か石かで、車のフロントガラスが割れました」と話した。

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