M―1王者・ミルクボーイ 東京進出に慎重姿勢崩さないワケ

M―1王者・ミルクボーイ 東京進出に慎重姿勢崩さないワケ

地元・大阪に凱旋したミルクボーイ・駒場(左)と内海

 浮かれて東京進出するよりもまずは大阪で地盤を固める! 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」を制したお笑いコンビ「ミルクボーイ」(駒場孝=33、内海崇=34)が、大阪市のよしもと漫才劇場で行われた「Tawake戯LIVE」に凱旋出演した。

 大きな拍手で迎え入れられた内海は「いつもそんなんちゃいますやん。(優勝は)夢夢」と照れくさそうだったが、M―1を制したネタ「オカンが思い出せない」の「デカビタ」バージョンで、観客の声援に応えた。

 ライブ終了後、報道陣の取材に応じた駒場は「行きの新幹線は普通車だったけど、帰りはグリーン車。今日だけのサービスかもしれないですけど」、内海も「M―1の前はテレビの仕事が4本だったのに、朝から6本出ました。1年分働きました」と話した。

 大阪で活動する漫才師はM―1優勝を機に、東京に拠点を移すことが多い。昨年の霜降り明星、16年覇者の銀シャリなどがその代表格だ。

 東京進出について聞かれた内海は「どう思います? 優勝すると思ってなかったので、気分よく大阪に帰ってこれたなぁって思ってるんですけど」。さらに「M―1優勝者としてテレビに出て活躍するのも、後に続く人への責任みたいなのもあるかもしれないので、いろんな人に相談して考えてみようと思います」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 お笑い関係者は「全国的には有名ではなかったとはいえ、銀シャリや霜降り明星は優勝した時、大阪ではかなり売れていた。でもミルクボーイは『今年のテレビ出演が4本』と言っているように、大阪でも全く売れていない。本業の漫才でも、吉本の劇場の出番もそれほどなかった。慌てて東京に行くより、いまは大阪で売れる方が先決と思っているのでしょう」と指摘した。

 M―1史上最高得点を叩き出したように漫才師としての実力は明らか。玄人好みの漫才で、まずは関西で地盤を固めることが必要かもしれない。

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