國母和宏被告が初公判で事件を振り返り謝罪 「もう大麻はやらない」とは明言せず

記事まとめ

  • 國母和宏被告は米国から国際郵便で大麻ワックス約57グラムを密輸し起訴された
  • 國母和宏被告は事件を振り返り謝罪したが、「もう大麻はやらない」とは明言しなかった
  • さらに、國母被告は「大麻と関わることが全て違法なこととは思えません」とも主張した

スノボ国母被告 裁判官から「もう大麻はやらない?」と問われ口ごもる

 米国から国際郵便で大麻ワックス約57グラムを密輸した大麻取締法違反などで起訴された、バンクーバー五輪日本代表でプロスノーボーダーの国母和宏被告(31)の初公判が8日、東京地裁で開かれ、検察は懲役3年を求刑した。

 入廷した同被告は黒のスーツにネクタイ姿。反省をアピールするためなのか、髪は保釈時よりも短かった。

 起訴状によると、一昨年12月に知人男性と共謀し、米国から大麻ワックス約57グラムを国際郵便で日本に送ったとされる。量の多さから売人説も浮上したが、同被告は共犯男性と「2人で分けて使うためだった」と証言。

 事件を振り返り「いろいろな方にご迷惑をかけて深く反省しています。二度と違法なことはしません」と謝罪の言葉を口にしたが、裁判官から「もう大麻はやらない?」と聞かれると、急に口ごもり「違法なことはしません」と答えた。

 同被告が活動の拠点とする北米では大麻が解禁されている地域もある。日本でも大麻の使用だけでは処罰されない。

 被告のビミョーな反応を見た裁判官は、今後の大麻との関わり方について聞いたが、国母被告は「大麻と関わることがすべて違法なこととは思えません」と主張。「一切やめるというわけではないのか?」と再度問われても「う〜ん。いろいろ勉強して…。違法なことはしません」と述べるにとどまった。

 国母被告が大麻を初めて使用したのは14歳。スノーボーダーとして頭角を現した時期で「米国に行きましたが、英語が分からず、チームメートとコミュニケーションを図るために大麻を一緒に吸うようになりました」という。

 以後、常習するようになった同被告は妻から「あなたは大麻に依存している。やめてほしい」と忠告されても真に受けなかったという。

 結果、逮捕されて妻子にも多大な迷惑をかけることに…。同被告は「自分が犯罪者になることで家族が犯罪者の家族になるとわかっていてもやめられなかった。そういう面では依存していたのかもしれない」と述べた。

 判決公判は1月28日に開かれる。

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