宇垣美里 TBS時代を回顧「セクハラ、パワハラがまかり通っている」

宇垣美里 TBS時代を回顧「セクハラ、パワハラがまかり通っている」

テレビ局のパワハラ、セクハラ問題を語った宇垣(左)と古市氏

 フリーアナウンサーの宇垣美里(28)と社会学者で作家の古市憲寿氏(35)が14日、都内で行われた「スキャンダル」(21日公開)公開記念イベントに出席した。

 2016年に米ニュース放送局で視聴率ナンバーワンを誇る「FOXニュース」で実際に起きたスキャンダルを題材にした同作。クビを言い渡されたベテランキャスターが“テレビ業界の帝王”同社CEOのロジャー・エイルズを告発した騒動を描き、セクハラ、パワハラなど業界の裏側を明らかにしている。

 昨年3月いっぱいでTBSを退社し、フリーアナとなった宇垣。司会者から米国とのアナウンサーの立ち位置の違いを聞かれると、「求められているアナウンサー像違う。日本のアナウンサーはどちらかというと、凡庸なというか、強過ぎない、派手過ぎない、主張し過ぎないことが求められている。実際にニュースを伝えるにあたって、アナウンサーはノイズにならないことが一番大事なのかなと思って働いていました」と明かした。

 新人時代を聞かれると、TBS時代の先輩で、同じくフリーアナウンサーとして活躍する枡田絵理奈(34)を恩師に挙げた。

 宇垣は「憧れていて、入社した時から優しくしていただいた。教えていただいたことは『アナウンサーは100準備しても1伝わるかどうか。でも、100準備できるかが、本当に伝えたいことを伝えられるかどうかの分かれ目になる』ということ。あとは『バラエティー番組で映ることが少なくても、その番組が円滑に進んで、出演者が楽しく過ごすことができるのが大事。そのお手伝いができたのであれば、それが一番のアナウンサーの仕事だよ』と」と当時を回顧。

 桝田アナの助言があったおかげで「すごく映りたいと思わずに『自分ができることをしよう』と思えた」と感謝した。

 司会者からはTBS時代のセクハラやパワハラ経験などを聞かれる場面もあったが、宇垣は「私は恵まれていることに、1年目のころからアナウンサーとしてある程度の発言権はあったので…。でも、一般職の友達と話すと、『それすごいセクハラ、パラハラだよね』と思うことがまかり通っている」と答えた。

 テレビ出演も多い古市氏は同様の質問に「どこにでもあるなと…。どこまで言えばいいのかな」と苦笑い。「テレビ局でも見聞きしたり、アナウンサーの方から話を聞いたことはある」と具体的な局は明かさなかったが、身近にセクハラ、パワハラを感じているようだ。

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