大ヒット「アナ雪2」にケチがついた“ステマ騒動”の不可解な顛末

アナ雪2

 映画「アナと雪の女王2」のレビュー漫画が12月3日19時00分〜19時03分の3分間に7作家から立て続けにツイッター上にアップされ、すべての投稿において“PR”の表記がなかったことから、ネット上では《ステマではないか?》と批判が殺到している。
 
「漫画を描いたのは、いずれもツイッターを中心に活動し、3万人以上のフォロワーを持つ人気漫画家でした。レビュー漫画は、投稿時刻がほぼ同じというだけでなく、全員が『#アナ雪2と未知の旅へ』『#アナと雪の女王2』というハッシュタグのみを付けていることも共通しており、投稿直後からステマを指摘する声が相次ぎ、即座にまとめサイトまで作られる事態になってしまったんです」(ネットライター)

 このステマ疑惑が炎上すると、翌4日の午前中にレビュー漫画を描いた7作家が次々と謝罪のコメントを発表したのだが、全員のコメントが「今回の作品は試写会に招待していただき描いたPR漫画です。PR表記を忘れてしまい大変失礼しました」といった内容に統一されていたため、《謝罪コメントも完全に広告代理店の指示》《なぜレビュー漫画で試写会で観たと書かなかったのか》と火に油状態となっている。
 
「その後、ニュースサイトの『ねとらぼ』がウォルト・ディズニーの担当者に取材をしたところ、『本来PR表記を行う予定だったが、どこかでコミュニケーションミスがあり抜け落ちてしまった』『ステマという認識はない』との回答があったと報じました。ただつい先日も、お笑いコンビ『ミキ』の京都国際映画祭ステマ問題が大きな話題になったばかり。ツイッターを中心に活動する漫画家7人が揃いも揃ってたまたまPRを付け忘れるとは考えにくいですね」(ネットライター)

 非はディズニーにあるのか、作家たちにあるのかは定かではないが、「アナと雪の女王2」は公開わずか10日で興行収入43億582万円を記録し、記録的な大ヒットとなった前作を上回るペースで動員を増やしているだけに、妙なところでケチがついてしまった。

(小林洋三)

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