日テレ 4月改編はレギュラー番組の強化メーン ターゲットは若者

日本テレビ、今春はレギュラー番組強化 ターゲットは「10、20代の掘り起こししたい」

記事まとめ

  • 年間視聴率5年連続3冠の日本テレビが番組改編説明会で、今春番組改編の骨子を発表した
  • 編成局担当局次長兼編成部長の岡部智洋氏は「10、20代の掘り起こしをしたい」と言及
  • レギュラー番組強化を中心に、"新生ZIP!"や博多華丸・大吉の新バラエティー開始など

日テレ 4月改編はレギュラー番組の強化メーン ターゲットは若者

日テレ 4月改編はレギュラー番組の強化メーン ターゲットは若者

東京・汐留の日本テレビ本社ビル

 日本テレビが4月期番組改編説明会を14日、東京・汐留の同局で行い、この春の番組改編の骨子を発表した。

 同局は年間視聴率5年連続3冠を続けており、改編率は全日4・3%、ゴールデン(午後7時から同10時)4・4%、プライム(午後7時から同11時)11・9%で、昨年10月期と同程度の数字。GP帯の新番組はドラマ以外は1番組と少なく、従来の番組の強化のメーンの改編と言えそうだ。

 編成理念は昨年10月期の改編に引き続き、「生活者ファーストの徹底〜ライフスタイルに寄り添うテレビ」。編成局担当局次長兼編成部長の岡部智洋氏は「地上波タイムテーブルの『新化』と『深化』の追求」を掲げ、「新しい視聴者を開拓し、今、テレビを見ていただいている方にもっとテレビを好きになっていただく、深く見ていただくことをしっかりと追求していきたい」と説明。“6年連続3冠継続”を目指し、「男女13歳から49歳のコアターゲットのファミリー層にしっかり見ていただく番組編成をしていく。次世代のテレビ視聴者、特にティーン、20代の方にしっかりとテレビを見ていただく掘り起こしをしたい」。

 さらに「視聴習慣をつけ、よりリアルタイムで見ていただけるレギュラー番組の強化、リブランディングをしていきたい」とレギュラー番組の強化を明言し、「デジタルメディアの充実をポジティブに受け止め、デジタルメディア、SNSを活用してテレビをより多くの人に見ていただきたい」と動画配信などとの連携も強調した。

 今期の改編ポイントは大きく分けて3つ。1つ目はGP帯の強化。G帯に水曜午後7時枠に、「チュートリアル」徳井義実(43)と同局の桝太一アナウンサー(37)がMCを務める新バラエティー「衝撃のアノ人に会っていた!」(水曜後7・00)を投入。そのほか、ドラマ3枠の盤石化、「金曜ロードSHOW枠」枠の強化を図る。新ドラマは、水曜ドラマ枠は中条あやみ(22)と水川あさみ(35)がダブル主演する「白衣の戦士」(水曜後10・00)、土曜ドラマ枠は、古田新太(53)が主演する「俺のスカート、どこ行った?」(土曜後10・00)。「今日から俺は!!」「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」とヒット作が続く日曜ドラマは、原田知世(51)と田中圭(34)がダブル主演する「あなたの番です」(日曜後10・30)がスタート。秋元康氏(60)が企画・原案のミステリーで、同局として25年ぶりとなる2クール連続ドラマとなる。

 2つ目は平日ベルト番組の強化。朝の情報番組は「ZIP!」(月〜金曜前5・55)は“真の改革”を掲げ、“新生ZIP!”として生まれ変わる。「今日“シェア(会話)”したくなる」を合言葉に、「伝え手の顔を見る」「全国、津々浦々の今を伝える」「ラグビーワールドカップ/東京オリンピック・パラリンピック」の3つのキーワードで番組を改革。解説者、番組専属気象予報士ら新メンバーを投入し、ラグビーW杯、東京五輪を視野にスポーツコーナーを強化する。さらに、各曜日のパーソナリティーが取材・掘り下げるオリジナル企画、全国キャラバン企画が新展開、全国天気リレーなども放送し、全コーナーの改革を行う。

 3つ目は平日深夜の「プラチナイト枠」の再ブランド化。これまで月から木曜で放送していた同枠(後11・59)を金曜日にも拡大し、「若年視聴者のさらなる掘り起こし」(岡部氏)を目指す。金曜は深夜0時半からの「金曜プラチナイト」枠とし、タレントの中居正広(46)がMCを務める新バラエティーを放送する。水曜プラチナイトでは、放送中の「ナカイの窓」が終了し、中京テレビ制作で、俳優の生瀬勝久(58)がMCを務め、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が出演する新バラエティー「それって!?実際どうなの課」が始まる。

 それらに加え、同局にとって2019年上期の最大のポイントとなるのがラグビーワールドカップ2019日本大会。日本戦を含め19試合50時間以上を地上波全国ネットで放送する。同局の岩崎泰治宣伝部長は「今から話題性を高めて、すべての会場を満員にする力になれれば」と熱弁した。

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