「なつぞら」またネット号泣 草刈おんじ一喝&小林綾子の説得に戸次重幸も涙 小なつ「おじいちゃん」呼び

「なつぞら」またネット号泣 草刈おんじ一喝&小林綾子の説得に戸次重幸も涙 小なつ「おじいちゃん」呼び

視聴者の涙を誘った連続テレビ小説「なつぞら」第12話の1場面(左から戸次重幸、小林綾子)(C)NHK

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月〜土曜前8・00)の第12話が13日に放送され、俳優の草刈正雄(66)子役の粟野咲莉(8)俳優の戸次重幸(45)らの名演に涙する視聴者が再び続出した。

 第12話は、離農寸前の天陽(荒井雄斗)たち一家を助けてほしいと泰樹(草刈)に願い出たなつ(粟野)。なつの思いを感じた泰樹は天陽の家を訪れ、天陽の父・正治(戸次)らと話し合いを持つ…という展開。

 正治は戦争で家屋を失い、一家で北海道に移住。しかし政府にあてがわれた土地は荒れ地で、農業経験もほとんどなく、開墾は難航。郵便配達をして生活費を稼いでいた。

 正治「河原で石を拾ってきて、それを焼いて、ボロ切れで包んで抱いて眠りました。それでも背中は凍るように冷たくて。実際、起きると子供の背中に雪が積もっていたことがあります。もう、あんな思いはさせられません。今年がダメなら、ここを離れるしかありません」

 剛男(藤木直人)は酪農を提案したが、正治は牛を手にいれる方法がないと“拒否”。「うちの息子(天陽)がお宅のお嬢さん(なつ)に何を言ったか。『ここにいたい』と言ったかもしれませんが、それは子供同士の話ですよ。われわれ(大人)が真剣に話すことではないでしょう」と続けた。

 泰樹は静かに「なぜ真剣に話してはならない」と口を挟む。

 泰樹「ワシはここにいるなつに言われて、ここに来た。この子に言われなければ、動きはせんかった」

 正治「だから、何です。それは、そちらの事情でしょう」

 泰樹「ワシの事情じゃない。なつの事情だと言っているんだ。それを真剣に聞いてやることが、なぜいかん。同じように、あんたの息子にも事情はあるだろう。それを真剣に聞いてやれと、そう言っとるんじゃ」

 正治「何を言いたいんですか」

 泰樹「ここの土はダメだ。今年も作物は育たんだろう。来年もダメじゃ。ちょっとやそっとのことで、土はよくならん。それでも、やる気があるなら、手はある。3年か、5年はかかるかもしれん。それでも、やる気あるか?」

 正治「無茶を言わないでください」

 天陽「僕はやりたい。お父さん、それでも僕はやりたいよ。僕が頑張るから、お父さんは今の仕事を続けていていいよ。僕がやる!」

 正治「天陽、みんなの事情も考えろ」

 泰樹「事情なんか、クソ食らえだ!大人の事情で、この子らがどうなった?この子らに何をやったんだ、大人が!今はせめて、この子らが何をやりたいのか、子供の話だと思わず、そのことを今こそきちんと大人が聞いてやるべきだろ!」

 天陽の兄・陽平(市村涼風)も「天陽は本当に農業がやりたいんだよ。馬が死んだ時、一番悲しんだのは天陽なんだ」と熱弁。妻・タミ(小林綾子)が「あなただって、本当はここにいたいのよね?離れたくはないのよね?私たち家族のために、あきらめようとしてくれていたのよね?あれだけの覚悟をして、ここまで来たんだもの…」と涙ぐむと、正治の目からも涙がこぼれた。

 そして、場面は開墾作業へ。泰樹は荒れ地中央の切り株を取り除き、水を引いて土の酸を洗い流すという作戦を掲げた。無事に作業が終わると、泰樹は天陽に馬を与え「(お金は)おまえがこの馬を育てて、稼いだら返せばいい」。なつは泰樹に抱きつき「おじいちゃん、大好き」――。

 草刈は2016年の大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸を彷彿させる一喝。それを受ける戸次の演技も見事だった。

 インターネット上には「なつの言葉の裏側にある思いをしっかりと受け止め、あきらめそうになる親を鼓舞し、協力者を集めて困難を乗り切る。泰樹おんじカッコ良すぎて涙が出る〜。なつにデレデレなのも良いっっ!!!長生きしてね!!!」「おんじの言葉が今日も刺さる。子供の話はちゃんと受け止めにゃあかん。頑張れ大人。今日も涙止まらん」「小林綾子さん演じる天陽くんの母が夫に優しく説得する場面。夫の重ちゃん(戸次)が涙をこぼす場面。泣かずにいられようか」「なつのおじいちゃん呼びに涙」「“おじいさん”から“おじいちゃん”へ変わっただけなのに涙が止まりませんでした」などの書き込みが相次いだ。

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