将棋会館移転…羽生九段、千駄ケ谷への思い告白 藤井七段は「歴史受け継いでくれたら」

羽生善治九段、藤井聡太七段から通算1434勝祝福の花束 将棋会館の移転について語る

記事まとめ

  • 羽生善治九段と藤井聡太七段が8日、都内で行われたAbemaTVの番組収録に参加した
  • 前日7日に日本将棋連盟の通常総会で決まった東京・将棋会館の移転について語った
  • 羽生九段は会館建設準備委員会の委員長に就任し自身の対局の傍ら準備に奔走してきた

将棋会館移転…羽生九段、千駄ケ谷への思い告白 藤井七段は「歴史受け継いでくれたら」

将棋会館移転…羽生九段、千駄ケ谷への思い告白 藤井七段は「歴史受け継いでくれたら」

AbemaTVの将棋番組の収録後、羽生善治九段(左)の公式戦新記録通算1434勝を祝福し花束を渡す藤井聡太七段

 将棋羽生善治九段(48)と藤井聡太七段(16)が8日、都内で行われたAbemaTVの番組収録に参加した。収録後にはそれぞれ取材に応じ、前日7日に日本将棋連盟の通常総会で決まった東京・将棋会館の移転について語った。

 築43年が経過し老朽化が進む東京都渋谷区の将棋会館は、2024年をめどに現会館と同じ千駄ケ谷エリアで、今後建て替えられるビルに移転することが決定した。羽生は昨年6月に発足した会館建設準備委員会の委員長に就任し、自身の対局の傍ら準備に奔走してきた。「委員会の仕事としては、総会で答申を出すところまでが大きな役割。それが終わり、ホッと一息したところ」と、肩の荷が下り安ど感を漂わせた。「これから先はどうしても専門的な知識のある方や、理事の方々が中心になる。いい方向に進めてもらえれば」と期待した。

 移転先も同じ千駄ケ谷となることに「棋士の方にもそういう声は多かった。これだけ長くいるわけですから、地元の方々と将棋を通じて交流を広げていけたらという思いはあった」とこだわりも見せた。現会館の思い出の一つに、小学6年時に優勝しプロを目指すきっかけとなった小学生名人戦を挙げ「出発点というところもある」と回顧。新しい会館については「将棋ファンに親しみを持ってもらえる場所であってほしいし、そうなるように努力を重ねないといけない」と、引き続き尽力することを誓った。

 関西本部所属のため大阪での対局が中心ながら、新記録の公式戦29連勝を達成するなど東京の将棋会館でも将棋史に名を刻んできた藤井は「(16年12月の加藤一二三・九段との)デビュー戦で、初めて特別対局室に入った時の光景は強く印象に残っています」としみじみ。「千駄ケ谷は将棋の街として歴史を重ねてきたので、新しい会館がそういった歴史を受け継いでくれたら」と期待を込めた。

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