優木まおみが明かす「一般社団法人を設立した理由」 ピラティスを改良した「マオビクス」とは?

優木まおみが明かす「一般社団法人を設立した理由」 ピラティスを改良した「マオビクス」とは?

新たな肩書きが加わった

 事務所からの独立を図った新会社の立ち上げかと思ったら、タレントの優木まおみ(41)が作ったのは一般社団法人。その名も「身体美容家認定協会」で、設立は7月1日だ。モデルやピラティスのインストラクターとしても活躍する、ご本人に真意を聞いた。

「思い立ったのは今年の5月頃。私が主宰するピラティスラボもコロナ禍で生徒さんと会えない時期が続き、アシスタントの女性と“何か新しいことを始めたいね”って話し合ったのがきっかけでした」

 優木の肩書きは代表理事。聞き慣れない「身体美容」は、自身の体験を踏まえた、彼女の思いを込めた造語だという。

「36歳の時に次女を出産して、本格的な身体の衰えを実感したんです。身体がまったく別物になった感覚で、そこに芯から感じるほどの育児疲れが重なった。その解消のために“何かやらなきゃ”と、危機感が募った矢先に出会ったのがピラティスだったんです」

 自宅近くの教室を訪ねると、思いもよらぬ福音が。

「身体を動かしていると、雑念と言うか、心のモヤモヤが消えたんです。心身の疲れやコリも解消されて、帰り道では“明日も頑張る!”と前向きに。週に1〜2回のペースで通ううち、心と身体が整って少しずつ精神面も落ち着きました。子育てや日常生活で生じるちょっとしたイライラにも腹を立てず、サラリといなせるようになりました」

 この体験が原動力で、

「組織を株式会社や任意団体ではなく、一般社団法人としたのはビジネスよりも〈美しさは身体を愛することから始まる〉という“理念の共有”が設立の最大の目的だから。相談していた行政書士や税理士からも“良い判断”とのお墨付きを頂きました」

 取り組むのは、ピラティスを改良した「マオビクス」なるメソッドの普及だ。

「ピラティスのエクササイズは床に身体を横たえる形が多いんですが、以前から“立ったままや、座ってできるピラティスはありませんか?”という問い合わせを頂いていました。そこで“このニーズは大切だ”と気付いたんです」

 自身の名前を冠したマオビクスが重視するのは3点。

「ローラーやボールなどを使って筋肉や筋膜のコリをほぐす“リセット”。実際に身体を動かす“リバランス”。そして普段からの心のあり様を説く“リマインド”です。とくにリマインドは座学が中心で、靴下を履く姿勢や、洋式・和式トイレそれぞれを使用する時に意識するべき身体の部位なども教えているんですよ」

 協会の設立が公表されて日が浅いが、ネットでは“よく分からない”“新たな会員ビジネスか”といった懐疑的な声も目についた。

「認定協会なので、いずれは身体美容家という資格の付与という構想もありますが、すべては始まったばかり。当面はSNSやオンラインを利用して、自宅でできるマオビクスの指導に取り組んで、少しずつ実績と理解を深めていきたい」

 生徒には、男女や年齢での制限は設けないという。

「いまやジェンダーレスな時代ですからね。心身のメンテナンスを必要とする方なら、どなたでも大歓迎」

 いても立っても、座ってさえもいられない、まさにピラティス的な試みだった。

「週刊新潮」2021年7月15日号 掲載

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