安住アナ「THE TIME,」が早くもリニューアル 他局から指摘される本当に必要な改善点

安住アナ「THE TIME,」が早くもリニューアル 他局から指摘される本当に必要な改善点

安住紳一郎アナ

 10月25日、「THE TIME,」(TBS)放送中に、番組のリニューアルを宣言した安住紳一郎アナ(48)。10月1日に番組がスタートして、およそ3週間である。あまりに早いリニューアルだったが、この日の視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と初回を除けば、過去最高を記録した。もっとも、まだまだライバル番組には及ばない。業界からは他に必要な改善点があるという声も――。

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「THE TIME,」は5時20分スタートだが、6時に安住アナはリニューアルを切り出した。

安住:「朝のテレビ番組は時計がわり」とよく言われます。「いつものコーナーをいつもの時間に」というのが(テレビ)業界の鉄則なのですが、開始から1カ月を経たずして大幅に構成を変更致します。「ようやく見慣れたのに」という声、あると思いますが、一番戸惑ってるのはアタシだよ!

 これだけでも、安住アナのアナウンス力の高さがわかる。とはいえ、リニューアルが必要になったのは、視聴率が思うように上がらなかったからだ。

 10月1日、安住アナと金曜担当の香川照之(55)が2ショットでMCを務めた初回こそ、7時台で6.5%とそこそこの滑り出しだったものの、翌週からは4〜5%をウロウロ。同時間帯で他局が7〜8%で鎬を削っているというのにだ。民放プロデューサーは言う。

「リニューアルした25日の数字が5.8%に伸びたのはタマタマでしょう。事前にアナウンスされていたわけでもありませんから」

 ところで、一体どこが変わったのかわからなかったが……。


■朝の名番組のいいとこ取り


「早朝の情報番組は30分おきぐらいに、仕切り直しのようなオープニングパートが設けられます。『THE TIME,』の場合、5時20分に番組がスタートして、5時50分に改めて『おはようございます』とやっていました。それが6時きっかりに変更されたようですね」

《大幅に構成を変更》と言っていたけれど、たったそれだけ?

「残念ながら、それくらいしかわかりませんでした」

 だが、リニューアルすべき点は他にあるという。

「まず、あの軍艦のような巨大なセット。作ってしまったものは仕方がないのですが、広いスタジオをあっちこっちと歩き回るものだから、移動に時間がかかりすぎています。そんな時間があるなら、ニュースのひとつでも入れるべきです」

 朝の番組にしてはニュースが少ないように思える。

「全体の構成についても、過去の朝の名番組のいいところを寄せ集めにしたような既視感があります。それはいいとしても、今の時代には合っていません。“列島リアルタイム中継”は、日本テレビが40年前に始めた『ズームイン!!朝!』そのまんまです。といって、朝からローカル局が中継する“長い廊下のぞうきんがけ”や“道路工事のコーンを37個アゴに載せる世界記録”など見ている暇はありません」

 まだある。


■しゃべりの水準が合わない


「こちらはピアノではなくエレクトーンですが、最初に生演奏を取り入れたのは『おはよう朝日です』(ABC放送)。動物の赤ちゃんを紹介する“今日の天使ちゃん”は『めざましテレビ』(フジテレビ)の“きょうのわんこ”。“お目覚め!脳シャキクイズ”は『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ)を意識したのかわかりませんが、レベルが低くてかえって眠気を誘います。ここまでくれば、毒を食らわば皿までとも言いますから、“突撃!隣の晩ごはん”や“ドキュメント女ののど自慢”(いずれも「ルックルックこんにちは」[日本テレビ])もやって欲しいですね」

 そして安住アナ以外の出演者だ。

「安住アナと進行役である、『東大王』の杉山真也アナと『ひるおび』の江藤愛アナとのやり取りはスムーズです。しかし、その他の方々、宇賀神メグアナ、お天気の嶺百花、数多いる気象予報士らとの息が合っていないように見えます。さらにコンビニ店員風の“TIMEスタンド店員”は月〜木曜は日替わりですが、月曜の梅澤美波(乃木坂46)、火曜のアミューズイケメン俳優・新原泰佑、水曜の双子タレント・鈴木みな・まりあ、木曜の松田里奈(櫻坂46)と、いずれもしゃべりの実力不足で、安住アナの水準についていけず、見ているこちらがイライラします」


■必要なリニューアルとは


 番組マスコット(?)の“シマエナガちゃん”はリニューアル後も残った。

「見た目は可愛い割に、態度は『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)のキョエちゃんそっくりのシマエナガちゃんは、リストラされてもよかったかもしれません。安住アナとのやり取りもシュールで、『安住、最近何買った?』と問われても、彼は受けもなくほったらかし。すでに飽きが来ているようです。やる気のなさと言えば、7時の歌もレベルが低くて痛々しさしか感じられません」

 これでは全体が悪いということになってしまいそうだ。

「実に様々な企画を取り入れているわけです。その意気や良しとしましょう。しかし、スタッフがおじさんばかりだから、企画ネタの発想が古いですよね」

デイリー新潮取材班

2021年10月29日 掲載

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