4億円不動産を隠し持っていた「羽賀研二」 刑務所からの「差押え逃れ」指示と「賠償金」踏み倒し

■16の不動産物件


 元タレント、羽賀研二(本名・當眞[とうま]美喜男)は、昨年9月に服役生活を終えた。しかし、被害者である元不動産業者、山本慶太氏への謝罪の言葉はなく、未だに騙し取った3億7000万円も返済する素振りさえ見せていない。

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「週刊新潮」2022年4月21日号「MONEY」欄に続けて、山本氏が告発する。

「私から医療関連会社“ウエルネス”の未公開株で3億7000万円を騙し取った詐欺と、借金棒引きに元プロボクシング世界王者の渡辺二郎らを差し向けた恐喝未遂の罪で、羽賀は懲役6年の実刑が確定しました。それと前後し、私は羽賀を相手取った民事提訴に踏み切った。未公開株の購入代金と貸付の未返済分を合わせ3億9000万円の損害賠償を求めたのです」

 その結果、すでに沖縄刑務所で服役中だった羽賀に、2016年10月、大阪地裁で3億9000万円全額の支払いが言い渡された。だが、羽賀は金欠を装い、賠償金を回収できるメドが立たない。折しも、その年の暮れ、山本氏のもとに匿名文書が届いた。

「羽賀が沖縄に隠し持つ16の不動産物件の一覧が記されていた。例えば、宜野湾市には貸家や軍用地、北谷(ちゃたん)町にも貸家や2棟のテナントビルまで所有していました」

■妻に財産分与


 なおかつ、文書には〈家賃収入だけでも毎月300万円以上。現在の不動産評価として3億から4億もの不動産物件を所有しております。沖縄県内でも私の周りに騙された方が多く、(略)是非騙された人たちのためにも所有物件の(ママ)差押さえして頂き、人間として反省させてあげて下さい〉と書き添えられていた。

「私は沖縄に飛び、その文書をもとに調査を開始しました。すると、16物件全部が17年の年明け早々、“財産分与”のかたちで妻の當眞麻由の所有に移されていた」

 差押え逃れの資産隠し以外の何ものでもなかった。

「週刊新潮」2022年4月28日号「MONEY」欄の有料版では、羽賀がどのような手口で資産を隠し、賠償金支払いから逃れているかを詳報する。

「週刊新潮」2022年4月28日号 掲載

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