24時間テレビ 「ジャにの」メンバー4人起用の衝撃 日テレとジャニーズの皮算用は?

24時間テレビ 「ジャにの」メンバー4人起用の衝撃 日テレとジャニーズの皮算用は?

『24時間テレビ|日本テレビ』HPより

 4月23日に放送された「1億3000万人のSHOWチャンネル」(日本テレビ)で、今年の「24時間テレビ」のメインパーソナリティが発表された。それが「ジャにの」だ。嵐の二宮和也(38)を中心に、KAT-TUNの中丸雄一(38)、Hey! Say! JUMPの山田涼介(28)そしてSexy Zoneの菊池風麿(27)で結成した、YouTubeユニットである。日テレが、YouTubeと手を組むことに、業界からは驚きの声が上がっているという。

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「ジャにのチャンネル」は昨年4月8日に開設され、29日にはチャンネル登録者数が200万人を突破。昨年末に290万人に達し、BitStar社の「2021年 新チャンネル登録者数ランキング」で、年間1位を獲得した。

 現在の登録者数は324万人(5月2日現在)。すでに124本の動画が投稿されており、1本100万回視聴は当たり前で、600万回を超えた動画もある。一回りも年下の菊池が、大先輩の中丸にタメ口で食ってかかるという意外な一面も楽しまれているようだ。いまや、ジャニーズとはいえ、彼らは歴としたユーチューバーである。

 そんな彼らの活動の場はあくまでもYouTube上だったから、突然の「SHOWチャンネル」への出演にはファンも驚いたようだ。日テレ関係者は言う。

「業界でも驚きの声が上がりました。民放テレビ局にとっては天敵と言えるYouTubeと日テレが手を組んだわけですからね。『ジャにのちゃんねる』では、『SHOWチャンネル』の放送前から“地上波出演!!”と銘打ち、頻繁に動画企画を配信。視聴数は200万回を超えました。さらに『24時間テレビ』の発表後は、『ジャにのちゃんねる』内で【ジャにの24】のサブタイトルで“24で何したい?”といった企画をスタートさせました。こちらも軽く100万回視聴を超えています」

 一体、狙いは何なのか。


■ジャニーズともWinWin


「日テレが狙うのは、あくまでも『24時間テレビ』の視聴率です。地上波テレビは今、若者のテレビ離れが深刻化していますが、その要因のひとつがYouTubeです。バラエティ番組や情報番組、あるいはCMでもユーチューバーが多く起用されるようになったのは、なんとか若者に地上波を見てもらいたいからです。そこで日テレは、YouTubeに『ジャにのちゃんねる』を開設して人気の4人に白羽の矢を立てたのです」

 YouTubeで「24時間テレビ」の宣伝をしてもらい、若者にも番組を見てもらうというわけだ。

「『24時間テレビ』は8月27日から28日にかけて放送されますが、それまでに何本も動画を配信し続ければ、地上波でPRスポットを放送しなくても、若者への認知度は高まります」

 なんだか、ジャにのをうまく利用しているようにも思えてくる。

「ジャニーズ事務所も『ジャにのちゃんねる』の収益をさらに上げたいという狙いがあります。この4人が『24時間テレビ』を担当すれば、彼らのYouTubeチャンネルを知らなかった世代も視聴するようになるでしょう。つまり、ジャニーズ事務所もさらに儲かると考えたわけです。両社の思惑は完全に一致し、4人のスケジュール調整という困難を乗り越え、『24時間テレビ』メインパーソナリティ就任が決定したのです」


■嵐が欠かせない


 ちなみにKing&Princeがメインを務めた昨年の「24時間テレビ」の視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と近年稀に見る低視聴率だった。そうした焦りもあったのだろうか。

「そうでしょうね。過去の視聴率で1位は2005年の19.0%で、元SMAPの草なぎ剛(47)と香取慎吾(45)がメインを務めたときでした。2位が18.6%で、07年のタッキー&翼、08年の嵐、17年の嵐の櫻井翔(40)とKAT-TUNの亀梨和也(36)、NEWSの小山慶一郎(38)が組んだ年でした」

 元SMAPとタッキーこと滝沢秀明ジャニーズアイランド社長(40)が再びメインを務めることは難しい。さらに嵐も活動休止中だ。

「過去に最も多くメインパーソナリティを務めたグループは嵐で5回。櫻井は個人でメインを務めた回を併せて6回が最多記録でした。今回、二宮はそれに並ぶことになります」

 メインパーソナリティに嵐のメンバーは外せないのかもしれない。ちなみにYouTubeチャンネル「ARASHI」のチャンネル登録者数は325万人で、わずかに「ジャにのちゃんねる」も及ばない。

「嵐に任せることができれば簡単なのですが、そうもいきません。YouTubeとの連携でどこまで『24時間テレビ』が数字を伸ばすことができるのか、日テレは大いに期待しているのです」

デイリー新潮編集部

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