小林麻耶、改名の理由を夫が語る 「あなた方のせいで小林という名前が汚された」
2022年06月06日 10時57分 デイリー新潮

小林麻耶
「海老蔵」告発動画で話題になった、元TBSアナウンサーの小林麻耶(42)が、今度は銀幕デビューを宣言。しかも中身はホラーというから驚愕の展開だが、一体、何を目指すのか。ご本人に尋ねてみると……。
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小林が出演する映画は、「SPELL〜呪われたら、終わり」なるタイトル。
霊能者に悪霊を退治してほしいと相談を持ち掛けた女性の家で、数々の不思議な現象が起こり、その謎の解決に挑むホラー・サスペンス――という触れ込みだ。
小林が演じるのは、この女性役。また、これを機に芸名をパートナーにちなみ、「國光真耶」に変えるとも宣言している。
「タイトルを見ると、まるで麻耶さんの伝記作品にも見えますね」
と、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏。
まあ、確かに彼女に“呪いつかれた”海老蔵のその後を見れば、デーブ氏の言わんとしていることはわからないではない。
「でも、その意味では意外や意外、はまるかも。むしろ、彼女自身の生活やキャラクターをどんどん投影させた方が、観る側を楽しませてくれそうですよね」(同)
この映画、原作を書き、監督を務めるのは、寺西一浩という人物だ。名前にご記憶はあるだろうか。寺西氏は慶応大卒で、島倉千代子の事務所社長を務めるなどした後、作家やプロデューサーとして活動。他方で、過去に経歴をめぐるトラブルを報じられたこともある、毀誉褒貶の激しい人物だ。
実に異色の組み合わせである。
■秋吉久美子のような…
「別に麻耶さんの知名度にすがったとか、そんなわけではないんです」
とは、当の寺西氏だ。
「麻耶さんは私が島倉事務所にいる時からの、知り合いでして。今回映画を作るに当たり、誰がいいかな、さとう珠緒さんかなとも思ったけれど、もっと若くないといけない……」
そんな折、昨年、小林が出ていた舞台を見たとか。
「これだ、と思ったんです。彼女は天然で、お芝居を演じてなくてもあんな感じ。昔の秋吉久美子さんのような、演技しようと思わなくてもできてしまうタイプの女優さんですよね」
そして「折角だから、本人に聞いてください」と言って小一時間後。取材場所のホテルに、小林麻耶、そして、パートナーの國光吟(あきら)氏が現れた。
■「小林という名前が汚された」
その小林に、改めて、なぜ今回、映画に出ることにしたのかと聞くと、隣の國光氏が代わって、
「週刊新潮さんなどにいろんなことを書かれている中で、それらを鵜呑みにせず、オファーをしてくださった。有難いことでしたので、受けさせていただきました。シンプルな話です」
と答えた。
――なぜ、芸名を國光に変えたのですか?
「あなた方のせいで小林という名前が汚されたからです」(國光氏)
――海老蔵動画が話題になりましたが、どう受け止めていますか?
「どうって、動画を見たまんまじゃないですか。聞くまでもないでしょう」(同)
――絶縁と報じられたご両親との関係は?
「よくそんな質問できるね。あなた方がかき乱しているんじゃないですか」(同)
その隣でうつむいたままの小林。最後に、今後、どのような女優を目指すのか?と聞くと、筆談でこう答えた。
「この世の中は心の殺人で溢れています。心の殺人がゼロになり愛に溢れる人生を歩んでいきたいです。國光吟さんはいつも私の命を大切に守り続けてくれました。愛で救い続けてくれました。どうかお願いします。これ以上、國光吟さんを悪く書かないでください」
「週刊新潮」2022年6月2日号 掲載
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