「六本木クラス」で竹内涼真にのしかかる重圧 背景にホリプロの人材難も

「六本木クラス」で竹内涼真にのしかかる重圧 背景にホリプロの人材難も

竹内涼真

 7月7日からテレビドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系列・木・21:00)の放映がスタートする。話題作だけあり、制作発表会見の様子を多くの芸能メディアが報じた。

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 一例を挙げれば、WEBザテレビジョンは6月29日、

「竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、香川照之が『六本木クラス』制作発表記者会見に登壇!『本家を超えることができるようにいろいろと努力』」

 の記事を配信した。

 これほど注目を集めているのは、オリジナルの韓国ドラマ「梨泰院クラス」(2020年1〜3月)が大ヒットし、日本でもNetflixで配信されたことが大きい。担当記者が言う。

「『梨泰院クラス』には原作があることをご存知でしょうか。韓国では2016年から18年にかけてウエブコミックとして連載され、これを20年1月にケーブルテレビ局がドラマ化すると大変な好評を博しました。同年3月に放送された最終回の視聴率は16・5%に達し、同じ月にNetflixが全世界に配信したので、日本でも話題になったのです」

 韓国の原作コミックは日本版にローカライズされ、17年から日本でも配信されている。

「そのタイトルが『六本木クラス』で、日本でも人気作となりました。このためテレ朝は日本版ドラマの制作にあたり、韓国版のドラマだけでなくコミック版の『六本木クラス』も原作として発表しています」(同・記者)


■スタッフは緊張!?


 先に見たように、「六本木クラス」の主演は竹内涼真(29)。女優陣は新木優子(28)と平手友梨奈(21)が華を競う。

 脇を固めるベテラン陣として、光石研(60)、香川照之(56)、緒形直人(54)、稲森いずみ(50)──といった実力派がキャスティングされた。

 だが、真っ先に芸能メディアが注目したのは、やはり主役の竹内涼真だった。特に髪型を取り上げた記事が多い。見出しだけご紹介しよう。

◆竹内涼真「六本木クラス」で独創的な髪型キープに“苦戦”「3日に1回切らないと」(ENCOUNT:6月29日)

◆竹内涼真 「六本木クラス」新ヘアスタイルは「メンテナンスが大変」(スポニチAnnex:同日)

◆竹内涼真「六本木クラス」主演のために髪形一新「だいぶなじんできた。めちゃくちゃ涼しい」(日刊スポーツ電子版:6月30日)

「制作スタッフは緊張しているそうです。普通は許可が下りない麻布警察署など、六本木近辺での大規模撮影が認められたからです。入念なコロナ対策が求められますし、通行人や野次馬に外国人も少なくない土地柄です。警備にも神経を使うでしょう。韓国版ドラマにも負けないスケールの大きな映像を撮影できるチャンスだとはいえ、リスクも少なくないというわけです」(同・記者)


■竹内人気は低迷!?


 スタッフの緊張が高まる中、主演の竹内を取り上げる記事が多数、報道された。制作陣としては、さぞかし「幸先が良い」と喜んでいることだろう。

 だが、ライバルキー局の関係者からは、冷ややかな声も聞こえる。ドラマ制作に携わるスタッフが言う。

「テレ朝さんには、リメイク作品が“黒星”に終わった過去があります。20年から21年にかけて、アメリカの人気ドラマ『24―TWENTY FOUR―』をリメイクした『24 JAPAN』を放送しました。しかし、視聴率(註1)は5%台と“低空飛行”に終わったのです。おまけに主演の竹内さんには、往時の輝きがありません。人気は下降傾向で、『六本木クラス』の視聴率もどうなりますか……」

 デイリー新潮は3月8日、「竹内涼真 『君と世界が終わる日に』特別版で分かったイメージ問題」の記事を配信した。

「竹内さんは21年、ドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ・Hulu)で主演を務めました。人間がゾンビと戦うという、テレビドラマとしては異例の内容でした。記事では、日テレ側が高視聴率を確信していたものの、8%台と期待外れに終わった舞台裏を伝えました」(前出の記者)


■厳しいプレッシャー


 竹内人気が低落した原因の一つとして、女性問題を指摘する関係者は少なくない。

「20年5月、FRIDAYが竹内さんの“乗り換え半同棲”を報じたのです。最初に交際が報じられた女優さんと別れる際、自宅から追い出したとか、借りていた100万円を踏み倒そうとしたとか、竹内さんの冷たい仕打ちが詳細に報じられました。これはかなりのイメージダウンになったはずです」(同・記者)

 2月には、「金曜ロードショー」(日本テレビ系列・金・21:00)の枠で、「君と世界が終わる日に」の特別編が放映された。しかし視聴率は5・5%と更に落ち込んだ。

「『六本木クラス』で主演を務める竹内さんのプレッシャーは、相当なものがあるでしょう。『君と世界が終わる日に』の視聴率低迷を挽回しなくてはならない。テレ朝の期待が双肩にのしかかっているに違いありません。更に、竹内さんが所属するホリプロの“台所事情”も無視できません」(前出の関係者)

 ホリプロと言えば、大手の芸能事務所だけあり、男優も錚々たる顔ぶれだ。妻夫木聡(41)、藤原竜也(40)、鈴木亮平(39)、松山ケンイチ(37)──と枚挙に暇がない。


■注目の視聴率


「ところが、ホリプロにも弱点があります。20代の売れっ子男優が不足しているのです。竹内さん以外は見当たらない、と言っていいほどです」(同・関係者)

 20代ではないが、池松壮亮(31)は存在感を発揮している。演技力は折り紙付きで、数々の賞に輝いてきた。

 特に2019年には第93回キネマ旬報ベスト・テンと第32回日刊スポーツ映画大賞で、主演男優賞をW受賞した(註2)。

「池松さんの実力は誰もが認めるところです。しかし、『扱いづらい俳優』という声もよく耳にします。例えば、『俺は映画俳優。テレビドラマはクソ』と公言しているそうです。そのくせ、NHKのドラマだけは出演するのです。民放キー局のプロデューサーは誰もが池松さんの発言を把握しており、今後はドラマで起用することはないと言います(同・関係者)

 ホリプロとしては“若手の稼ぎ頭”として、竹内涼真に強く期待するほかないというわけだ。

 果たして竹内は厳しいプレッシャーを跳ね返し、高視聴率を獲得することができるのだろうか。初回の視聴率はテレ朝の社員だけでなく、多くの関係者が注目しそうだ。

註1:この記事で扱った、日本における視聴率は全て、ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯、リアルタイム。

註2:対象作品は「宮本から君へ」[真利子哲也監督(40):スターサンズ、KADOKAWA]

デイリー新潮編集部

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