会社は簡単に辞めさせてくれない? 人気女子アナ「退社」「フリー」の最新事情

会社は簡単に辞めさせてくれない? 人気女子アナ「退社」「フリー」の最新事情

今年3月末をもってフジテレビを退社した久代萌美アナ

 人気局アナが次々とテレビ局を去っている。特にここ最近は、女子アナの去り際が変わってきたという。さらに、かつてとは再就職先まで異なる。そのワケとは?

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 今年3月末をもってフジテレビを退社したのは久代萌美アナ(32)だ。2012年の入社時から報道志望だったそうだが、「笑っていいとも!」や「さんまのお笑い向上委員会」、「ワイドナショー」などバラエティ番組の進行で活躍した。昨年7月、アナウンス部からネットワーク局へと異動したばかりだった。

 4月末に同じくフジを辞めたのは久慈暁子アナ(28)。17年に入社して4カ月後、史上最速で「パンシリーズ」の10代目に抜擢され、将来のエースアナを期待された。「めざましどようび」のメインキャスターを務めていたが、今年1月に退社を明らかにしていた。

 6月末で日本テレビを退社したのは久野静香アナ(33)だ。12年の入社で、情報番組の「ZIP!」や「ズームイン!!サタデー」、報道番組の「NEWS ZERO」、さらにバラエティ番組の「ザ!世界仰天ニュース」など幅広く活躍した。

 奇しくも名字に“久”のつく女子アナばかりとなったが、共通するのは名前ばかりではないというのは民放プロデューサーだ。

「女子アナがテレビ局を退社するとなれば、次の所属先はセントフォースなどのフリーアナを抱える事務所がお決まりでした。しかし、彼女たちはこれまでとは異なる再就職先を選んでいます」


■初の吉本女子アナ


 久代アナは、お笑い芸人の最大手事務所として名高い吉本興業に入った。

「800人もの芸人を抱える吉本でも女子アナは初とのことで、業界でもビックリした人は少なくありませんでした。彼女はバラティ番組の担当が多く、明石家さんまさんやダウンタウンなど吉本芸人と仕事をしていたこともあり、退職後の所属を誘われたようです」

 いくら芸人から人気があっても、局アナを誘うなんてことがあるのだろうか。

「彼女は20年12月、2人組ユーチューバー『北の打ち師達』のはるくん(26)と結婚しました。それを機に結婚退社や大学院進学なども考えたそうですが、昨年、アナウンス局から異動することになり、覚悟を決めたようです」

 久慈アナの所属先は、モデルや女優が所属するインセントだ。

「『non-no』専属モデルだった彼女が、大学卒業まで所属していた事務所です。フジを退社する直前に所属先が明らかになりましたが、本当は結婚発表後に所属事務所を発表する予定だったそうです。彼女は5月26日にプロバスケットボール選手の渡邊雄太さん(27)と結婚し、米ロサンゼルスで休暇を取るなどゆっくりしていて、来年開催されるバスケW杯などを視野に入れてフリーアナウンサーとして活動していくようです」

 久野アナは、やはりお笑いの松竹芸能の所属となった。


■関西拠点で活動


「彼女は5月末に再婚しており、当初、日テレは“結婚退社”と発表していました。日テレは彼女を買っていましたが、寿退社なら仕方がないと諦めたそうです。しかし、6月末の退社直前に松竹芸能の所属になることが判明。7月からフリーアナになることが分かったのです。『ザ!世界仰天ニュース』で共演した笑福亭鶴瓶さんの紹介と言われています」

 なんだか「結婚」「退職」「所属先」などの情報は、どれも小出しにして発表しているような……。

「昔は退職と同時に所属先も発表したものです。それが一番話題になりますし、新しい事務所にも新規のオファーが入りますからね。ところが、今は結婚でもしないと、会社がなかなか辞めさせてくれません。晴れて退社しても、フリーアナというだけで使ってもらえる保証はありません。タレントとセットで売ることのできる事務所のほうが強いのです。実際、久野アナは、7月11日に吉本芸人が多く出演する情報番組『ごきげんライフスタイル よ〜いドン!』(関西テレビ)、17日には情報バラエティ『前略、大とくさん』(中京テレビ)にも出演しました。この準備の良さは、関西を拠点にチカラを持つ松竹芸能ならではと言っていい」


■水卜アナにも誘いが


 久野アナの場合、趣味のバイクをテーマにYouTubeチャンネル「久野静香です。」も開設している。何だか、日テレ時代より伸び伸びしているような。

「特に日テレの場合は、個人のSNSでの情報発信も規制されていますし、所属長に許可申請して受理されなければTwitterすら自由にできませんでした。ましてやYouTubeなどありえないという雰囲気が、アナウンス部内にはあるそうです。そんな息苦しく活動しにくい局アナに別れを告げ、結婚を契機にフリーアナの道に進む女子アナが増えているのです」

 日テレのエース・水卜麻美アナ(35)だって例外ではないのでは?

「日テレは彼女に、フリーにならないよう説得し続けているそうです。それでも水卜アナを狙っている芸能事務所は少なくない。久代アナや久慈アナは、共演者との縁で所属事務所を決めました。水卜アナと共演しているタレントの事務所は、『そろそろフリーになる良いタイミング』と薦めているそうです」

デイリー新潮編集部

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