「反省したら負け」 ゴマキと酒井法子でわかるスターアイドルの共通点

「反省したら負け」 ゴマキと酒井法子でわかるスターアイドルの共通点

スターアイドルの共通点とは

 人間には2通りある。何か問題を起こした際、「まさかあの人が」と言われるタイプと「あの人ならやりかねない」と言われるタイプである。今回の後藤真希の不倫については後者であるという人も多いのではないか。もともとヤンキー感も含め彼女の魅力であった以上、こうした奔放で「やんちゃ」な一面を見ても、何とも思わない。同じモーニング娘。OGでも、昨年の吉澤ひとみの飲酒運転や、矢口真理のクローゼット不倫事件の騒がれ方に比べると、何となくそういうムードを感じている。

 それにしても地元仲間の元カレとアパホテルで2回関係を持ったとか、カラオケでキスだの錦糸町のラブホテルに昼間からしけこんだだの、出てくるエピソードがどうにも安すぎてかわいそうだ。かつては一世を風靡したアイドルで、ママタレとしても軌道に乗っていた矢先、こんなにあけすけに情報が流れる必要があったのだろうか。得したのはアパホテルだけである。

 現在は裁判で係争中とのことだが、夫婦関係は継続していく意思はあるようだ。一方で不倫相手の男性には、後藤の夫が慰謝料を請求するという。この点については各ワイドショーでも話題になっていたが、夫にしてみればゴマキを手放す理由がない。地元の超有名人、美人で大人気の元アイドル・ゴマキ。結婚してもママタレとして稼ぎ続けてくれる経済力。そんな女を一般人の自分が妻に持つというステータス。だから絶対離婚はしないが、メンツをつぶした相手には落とし前はつけてもらう、という理屈だろうと推測する。

 一方でゴマキの直筆謝罪文は、ワイドショーのコメンテーターを務める横澤夏子が「これ夫に言わされてるんじゃ」と言って話題になった。確かに夫側からの何か注文はあったかもしれないが、ゴマキの思考回路はそんなに複雑ではないはずだ。

 反省のなさ、というと言い過ぎだが、当時の彼女のブログをたどると、実にあっけらかんとしているのである。例えば密会前日には美容院に行ったとの記事があり、ノリノリで準備していたように思えてしまった。また密会直後は子どもの誕生日だと喜びいっぱいにつづっている。夫からのDV疑惑もあったので家族に対する気持ちは薄れていたかもしれないが、それにしてもわざわざ子どもの誕生日前日に不倫するってすごい図太い神経だな……と改めて感じたものである。


■反省したら負け ゴマキや酒井法子、大物アイドルの資質とは


 もともと結婚相手とはアイドル時代に実家で同棲していたというゴマキ。結婚式の3次会はファンも招いての大カラオケ大会だったというエピソードも含め、芸能人という人気ブランド感を守ることよりも、自分の居心地の良さを優先したいタイプなのだろう。今回の不倫や、発覚するまでのブログの楽しそうな雰囲気、また発覚してからの詳細すぎる謝罪文も含め、その場がうまくいけばいいや、と後先を考えずに動く場当たり的な軽率さやこだわりの無さを感じる。

 むしろそのある種のマイペースさや図太さという点、それこそがスターアイドルの資質では、とも思う。きっかけは11年ぶりに地上波で「碧いうさぎ」を歌うことになったという酒井法子のニュースを見たからだ。出演にあたってのインタビューによれば、番組の趣旨をわかっていなかった、普段歌の練習もしているから本番当日朝にカラオケで練習してきたと平然と語っていた。地上波復帰、と息巻いていたのは周囲だけで、本人はもうコンビニに行くようなニュアンスなのである。「はいはい、あの歌ね。ちょろいわ」と言わんばかりの高をくくった表情の写真に絶句した。もう、そんな傲慢な姿勢を隠す気もないことに、堂に入った大物アイドルぶりを改めて感じたのである。

 自分に非があっても、涼しい顔をしていられること。かつてゴマキと同じように不倫を報じられた、元SPEEDの今井絵理子議員や上原多香子にもその片鱗はある。謝罪はしても反省はしない、スターアイドルたちの共通点。と思ったら「なんてったってアイドル」とそのものずばりの歌を歌っていた大物アイドル中のアイドル・キョンキョンも絶賛公開不倫中であった。

 モーニング娘。の歴史を変えたとも言えるゴマキ。加入直後の大ヒット曲「Loveマシーン」は今でも歌詞を見なくても歌えるアラフォー世代は多いはずだ。私もその一人だが、まさか冒頭の「あんたにゃ もったいない あたしゃ本当 NICE BODY BODY BODY」が深刻な意味をもって聞こえてしまう日がくるなんて。ゴマキファンの一人としても、明るい未来に就職希望だわ、とつんく♂に改めて伝えたい。

(冨士海ネコ)

2019年3月20日 掲載

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