「カトパン」の新報道番組MCを早くも不安視する声 最も重要な主婦目線とは

「カトパン」の新報道番組MCを早くも不安視する声 最も重要な主婦目線とは

加藤綾子アナ

 4月1日より、カトパンこと加藤綾子アナ(33)が古巣のフジテレビに帰ってくる。彼女がフジを退社したのは16年4月末のこと。あれから丸3年、カトパンはライバルひしめく夕方の報道番組「Live News it!」のメインキャスターに大抜擢されたのだが――。

 早くも業界では、人選ミスとの声が出ているとか。

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〈フジテレビは、2019年4月1日、30年余り続いた「平成」という時代にひと区切りをつけ、新たな元号が発表されるこのタイミングに合わせて、新時代を切り開いていくべく新たなニュース番組をスタートさせる。〉

 というのが、フジテレビがカトパン起用に際に発表した新番組「Live News it!」の謳い文句だ。だが、他局ディレクターは言うのだ。

「平成の時代は、一貫して同じ番組を続けてきたかのようですが、また看板の掛け替えですか? と聞きたくなります。その昔、同局には逸見政孝アナ(1945〜1993)や幸田シャーミンさん(62)の『FNNスーパータイム』や安藤優子さん(60)の『FNNスーパーニュース』という10年以上続いた、テレビ界を代表するような夕方のニュース番組がありました。しかし、安藤さんが昼の情報番組『直撃LIVE グッディ!』に移ってから、夕方のニュース番組『みんなのニュース』は3年で終了、現在放送中の『プライムニュースイブニング』は昨年4月に始まったばかりです。その後継番組にカトパンを抜擢したというわけですが、今度は何年続くのか……」

 昨年4月、フジは昼のニュース番組「FNNスピーク」を「FNNプライムニュース デイズ」に変更したように、報道番組を全て「プライムニュース」というブランドで統一した。中でも基幹番組とも言っていい夕方のニュース番組「プライムニュース イブニング」は、当初、NHKからフリーに転身した“麿”こと、登坂淳一アナ(47)を起用するはずだった。しかし、番組スタート前にセクハラ問題が報じられて降板。急遽、「グッディ」から、倉田大誠アナ(37)を引っ張ってきたものの、わずか1年で彼は出戻ることに。その後番組に抜擢されたのがカトパンだ。彼女について、フジはこう言っている。

〈新時代の幕開けにふさわしく、正面からニュースにぶつかっていく「本格ニュース番組」を担うメーンキャスターとして、抜群の知名度とスタジオでの存在感を誇る加藤を起用。加藤の高いアナウンス能力と、話題に応じた雰囲気をスタジオに作り出して視聴者に届ける能力の高さは折り紙付き。さらに、とかく深刻になりがちなニュース番組ではあるが、明るいキャラクターを武器に、視聴者に親しみやすい楽しく明るい番組を目指す。〉

 ところが――、


■主婦目線を侮るな


「放送枠は夕方4時50分〜7時まで。この時間帯に、サラリーマンや学生といったカトパン好きの男性たちはテレビの前にいません。メイン視聴者層は主婦層であり、彼女たちの目線を意識することが重要です。夕方のニュースの大票田となる主婦たちは、女子アナを“息子の嫁を品定め”するような目で見ているんです。その点、カトパンは、明石家さんまさん(63)からのプレゼントやデートなど吹聴するようなホステス・キャラです。もちろんバラエティなら構いませんよ。しかし主婦層には、息子の嫁としても失格で、加えて、旦那の浮気相手を彷彿させるような女性は受け入れられないと思いますよ」(同・他局ディレクター)

 ホステス風のアナは、夕方のニュースに似合わないということか?

「では、報道キャスターとしてはどうでしょう。彼女は国立音楽大卒で、ジャーナリズムの教育は受けていません。フジに入社した後も、朝の情報番組『めざましテレビ』のキャスターを務めたくらいで、もっぱらバラエティやスポーツ番組を担当してきました。情報番組のようにテンポよく、広く浅くニュースを伝える能力や、フリートークの能力は認めますが、報道では何が正義かを自分の言葉で語ることができなければ、すぐに化けの皮が剥がされます。主婦もそうした嗅覚は鋭く、自分の言葉なのか、原稿を読まされているのかは、一瞬で見抜きますからね。夕方のニュースは、同じニュースを繰り返し何度も深くつっこんできます。そうしないと、毎日2時間以上ももちませんからね。うーん、彼女が、森友問題やピエール瀧逮捕について語れるのか、ちょっと想像がつきません」(同・他局ディレクター)

 ならば、誰がメインキャスターを務めるべきだったのだろうか。

「無理を承知で言いますと、有働由美子(50)との交換トレードを勧めたいですね。彼女もNHK時代は抜群の人気を誇ったアナウンサーでしたが、鳴り物入りで就任した夜の報道番組『news zero』(日本テレビ系)では思ったほど数字が伸びていません。こちらはカトパンとは逆で、朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)でのぶっちゃけキャラが主婦層にウケていたのに、今は夜の番組に出演しているわけです。こちらのメイン視聴者は疲れて帰ってきたサラリーマンです。失礼ながら有働さんでは、彼らにとっての癒やしとなる色気が乏しい。亡くなった小林麻央さん(1982〜2017)も良かったし、書家となった山岸舞彩(32)、同じ元NHKの小正裕佳子(35)も、女優の桐谷美玲(29)だって可愛くて良かった……。結局、日テレも、置き場を誤ったんです。むしろ『news zero』のカトパンなら見てみたいし、夕方の有働さんなら主婦も見たくなるんじゃないかな」(同・他局ディレクター)

週刊新潮WEB取材班

2019年3月30日 掲載

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