「のん」こと能年玲奈、“東北”ではなく“兵庫愛”前面押しのご当地アイドルに

「のん」こと能年玲奈 東北ではなく関西でご当地アイドル化も唐突な印象は否めず

記事まとめ

  • 「のん」こと能年玲奈が東北ではなく「関西」でご当地アイドルになっていた
  • 「あまちゃん」でブレイクしたのんだが、出身地「兵庫県神河町」のPR動画などに出演
  • 唐突な印象は否めず岩手銀行CMと神戸新聞CMコピーの両方で「この街で生きる」の文言も

「のん」こと能年玲奈、“東北”ではなく“兵庫愛”前面押しのご当地アイドルに

「のん」こと能年玲奈、“東北”ではなく“兵庫愛”前面押しのご当地アイドルに

「あまちゃん」でもご当地アイドルだった

 何しろ、「じぇじぇじぇ!」なる北三陸方言を全国区にした立役者である。そんな「のん」こと能年玲奈(25)に、「家族と話す時は関西弁」(本人のインスタより)と言われても違和感を覚えるばかり。独立騒動でめっきり露出の減った彼女だが、実はいま、東北ではなく「関西」でご当地アイドルになっていた。

 そもそも、のんが出身地を「兵庫県神河町」と公表したのは2017年のこと。

 13年に放映されたNHKの朝ドラ「あまちゃん」でブレイクし、「東北の素朴な美少女」のイメージが定着したワケで、あえて関西出身を公言してこなかったのも頷ける話ではある。

 とはいえ、人口約1万1千人の生まれ故郷のため、町のPR動画にも出演を果たしたのんは、ここに来て、さらに「兵庫愛」を前面に押し出しているのだ。

 それは、今月から彼女をイメージキャラクターに起用した神戸新聞のHPを開けば一目瞭然。購読・試読申し込みのページなどはまさに、のん一色である。

 購読申し込み者向けの特典には、彼女の写真入りパスケースに鏡、マグネットクリップがズラッと並ぶ。それどころか、神戸新聞社の電話の保留音にものん本人のナレーションが使われる徹底ぶり。同社によれば、

「弊紙としては地元出身者を選びたいという思いがありました。確かに、『あまちゃん』で東北のイメージが強いことは理解していますが、のんさんが郷土愛を売りにしてくれるといいな、との判断でもあります」

 一方、のんの所属事務所も、「故郷に恩返しをしたいなと思い、お仕事を引き受けました」と回答している。

 確かに、相思相愛なのは間違いなさそうである。


■どっちが地元?


 が、出身地を明かした17年に写真集の撮影で〈神河町に10年ぶりに帰省〉(同町HPより)したそうだから、やはりその「愛」に唐突な印象は否めないのだ。

 朝ドラ主演女優の現状について、民放の制作スタッフは手厳しい。

「独立騒動から4年が経っても、元所属事務所とは和解に至っていません。そのせいで、在京キー局としては“使いづらい女優”という扱いです。一時は、低視聴率に喘ぐ大河ドラマ『いだてん』への起用も取り沙汰されましたが、正直、テコ入れになるとは思えない。彼女と同い年の“華の93年組”でも、有村架純や吉岡里帆からは水をあけられている。何より、出身地のローカルCMしか話題にならないのは女優としての仕事がないことの証左です」

 さらに気になるのは、のん本人がもうひとつの「地元」と語る東北の存在だ。

 実は、現在も彼女が出演する岩手銀行のテレビCMには、〈この街で、一緒に生きていく〉というテロップが流れる。一方の神戸新聞のCMコピーは、〈この街が好き。この街で生きる〉。

 余計なお世話かもしれないが、どの事務所で芸能活動を続けるかはともかく、「どの街で生きる」のかくらいはハッキリさせてほしい。

「週刊新潮」2019年4月18日号 掲載

関連記事(外部サイト)