ポカリスエットCM抜擢の茅島みずき「220ヤード」飛ばすゴルフ少女だった

「ポカリスエット」のCMといえば女優の登竜門。今回、現役中学生の茅島(かやしま)みずきサン(14)がヒロインに抜擢された。彼女はプロゴルファーを目指していた変わり種で、なんとドライバーで220ヤードぶっ飛ばすという。そんなゴルフ美少女にアプローチしてみよう。

 170センチという長身の大人びた美貌の持ち主が、憑かれたように激しく踊る。だから当然、“あの子は誰だ?”となる。

 4月12日から放送中の新CMは数種類あるが、公開後10日ほどで、再生回数が多いバージョンではゆうに100万回超え。中高生やSNSユーザーを中心に大反響を呼んでいるのだ。

 そんなCMのヒロインは長崎県出身。いまも地元の中学校に通い、仕事やレッスンのときに上京している。

「まだ東京に慣れてなくて。特に、電車の乗り換えは迷ってしまいます」

 と彼女は微笑み、丁寧な口ぶりで話し出した。

「ずっとゴルフ一筋だったのでテレビを観る時間もなく、芸能界のことなど考えたこともありませんでした。小学2年生のときにゴルフ好きの祖父に誘われて地元のスクールに通いはじめたんですが、平日に200球くらい打ち、毎週末、9ホールを回っていました」

 ゴルフ焼けで、年じゅう真っ黒だったそうだ。

「当時は日焼け止めを塗ったことなんてありませんでした。もともと負けず嫌いなので、とにかく上手くなりたい、試合で勝ちたいって気持ちが強くてゴルフに集中していたんです」

 おかげで、平均スコアは70台! ドライバーショットは220ヤード。大人顔負けどころか十分にプロを目指せる腕前である。

■ゴルフもダンスも一緒


 ゴルフ漬けの彼女に、2016年から翌17年にかけて転機が訪れた。

「小6のときに出た全国大会で、実力をまったく出せず負けました。長崎で1位になり九州大会も突破しましたけど、全国の壁は高くて……。落ち込んでゴルフから離れていたら、お母さんが“『アミューズ』のオーディションがあるよ”と教えてくれました。気分転換に挑戦してみたら、グランプリ。名前を呼ばれた瞬間はびっくりしすぎて、会場にいたお母さんと目を合わせて固まっていました」

 これが17年夏。中学1年生でグランプリを獲ると、日焼けを気にする生活がスタート。レッスンを重ね、今春の東京ガールズコレクションではモデルとして初ランウェイを踏んだ。

「ポカリスエットのCMはダンスの振り付けも感情表現も大変で……。でも、練習しただけ上手くなれるのはゴルフもダンスも一緒だと思って、一生懸命やりました」

 この過程の動画もCMと同時公開されているが、

「地元の友だちから“メイキング見たよ! 感動した”って言ってもらえて、本当に嬉しくて。これからは、モデルだけでなくお芝居にも挑戦したいと思ってます。永野芽郁さんのように、モデルでも活躍しながら、どんな役でも演じられる女優さんに憧れています」

 ちなみに、ゴルフは完全にやめたわけでなく、

「いまでも調子がよければ70後半は出ると思います」

 それだけのスコアを維持できれば、女優とプロゴルファーの二刀流も、との声が上がりそうだ。

「週刊新潮」2019年5月2・9日号 掲載

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