「水戸黄門」格さん役・伊吹吾郎が昨年7月に離婚 6年前に「週刊新潮」が別居報道

記事まとめ

  • 「水戸黄門」の格さん役で知られる伊吹吾郎の別居を6年前、「週刊新潮」が報じた
  • 別れたという噂に伊吹は「はい。離婚しました。去年の7月です」と認めた
  • 「中途半端な関係はやめて、きちんとけじめをつけようと私から切り出した」と明かした

伊吹吾郎、熟年離婚していた…夫婦生活50年の「人生の苦楽」語る

 あの「水戸黄門」の格さん役で知られる俳優の伊吹吾郎(73)は、主人たる黄門様には立派に仕えても、私生活では“ご主人”として奥さんとうまくやれていなかったらしい。聞こえてきたのは離婚説。だけど、半世紀近くも連れ添ってきた細君と、古希を過ぎて籍を抜くだなんて。

 伊吹が結婚したのは、東映のヤクザ映画に出演して注目を浴び始めた25歳の時のことだ。やがて1男1女に恵まれ、傍目には円満に映る夫婦生活に、不穏な話が伝わってきたのは6年前。本誌(「週刊新潮」)は2人の別居の事実を報じたのである。

 夫婦を知る関係者いわく、

「奥さんはパーティー好きで、自ら年に何度も開催。それは、伊吹の看板を利用して著名人を招き、一方で美顔器やら絵画やらを売る業者も集め、一般の参加者に購入の機会を提供するといった類のものです。そこに来ていた40代のAV男優と彼女は親しくなり、仲が怪しまれるようになりました」

 一方の伊吹もしかし、別に女をちゃっかりつくり、だから別居となったわけだ。

 そしてここにきて、ついに2人が別れたという噂が。

「とはいえ、妙なんです」

 と関係者は続ける。

「伊吹さんは今年4月、奥さんが主催するパーティーに出演して“いつもお世話になっています”と挨拶。“人生楽ありゃ苦もあるさ〜”という水戸黄門の例の主題歌まで熱唱して、座を沸かせていたんですから」

 真相はいかに。早速、伊吹本人に訊いてみると、

「はい。離婚しました。去年の7月です」

 と、あっさり認めた。

「でもね、円満離婚で、決してケンカ別れしたわけじゃないんです。だから、今も必要があれば連絡を取り合っていますよ。4月のパーティーには、彼女への預かり物を届けたついでに出席したまでです」

 ではなぜ、70歳を過ぎての超熟年離婚をわざわざ選択したのか。お互いの浮気が原因かと問えば、伊吹は首を左右に振った。

「いやいや、もちろん長い別居生活の中で、互いにそういうことも一度や二度、あったかとは思いますよ。そこは想像にお任せします。ただ、私たちはそういう話でイガみあったことがないんです。本当です」


■生活力があったから


 伊吹はこうも力説する。

「私は結婚して間もない頃から、ずっと撮影所のある京都に泊まり込む生活を続けていました。週末くらいしか東京の家に戻っていなかった。完全な別居生活も早10年の歳月に及んでいます。溝をつくってしまった原因は私にあり、彼女に寂しい思いをさせて申し訳なかったと思っていますが、2人の子供も大きくなって孫もできた。中途半端な関係はやめて、きちんとけじめをつけようと私から切り出したところ、彼女は同意してくれました。あ、私は今、一人暮らしで相手もいませんよ」

 そんなに“綺麗に”別離を遂げられるものなのか。

 伊吹はちゃんとした理由がある、と言うのだ。

「普段家にいない分、長女と長男の学校行事にだけは可能な限り出席しました。年に5、6回は仕事の合間を縫って行きましたかね。あと、子供たちの前で夫婦ゲンカも一切見せませんでした。もちろん、彼らも大きくなるにつれ、父母の関係が普通じゃないことに気付いていったでしょうが、夫婦仲が原因で不憫な思いをさせたことはないと思っています。だから、離婚を告げた際も“2人の人生だから好きにしていいよ”と言ってくれました」

 現在、日々の生活で特に困ったこともないと語る。

「家の中のことは妻に任せきりという男性は世に多いでしょ。で、いざ一人になるとパンツ一枚洗えずに、暮らしが荒れ果ててしまう。その点、私は京都での一人暮らしが長かったから、掃除、片付け、洗濯など家事が得意なんです。単身でも不自由せず楽しくやらせていただいています。ありがたいことにまだ役者としての仕事もいただけてますし、趣味でギターを弾く幸せな時間も愉しめております。老いに負けぬよう、週に2、3回はジムに通ってベンチプレスもやってますよ」

 悪くない選択だったか。

「熟年離婚には、なんだかんだものすごく精神力が要ります。奥さんと別れて一気に老け込む男性が多いのもわかります。私は離婚前の家族関係が険悪でなかったから、別れる際に抱え込むストレスが少なかった。あと生活力があった。これが大きいかな」

 人生に苦あり楽あり。心底そう実感しているようだ。

「週刊新潮」2019年9月19日号 掲載

関連記事(外部サイト)