ビートたけし弟子が告発 「殿」を拝金主義に変えた愛人が「ギャラ1千万円値上げ要求」

ビートたけし弟子が告発 「殿」を拝金主義に変えた愛人が「ギャラ1千万円値上げ要求」

ビートたけし

■弟子が実名告発! ビートたけしを幻惑する「愛人」の手練手管(2/3)


 8年間、ビートたけしの運転手を務めてきた石塚康介さんが、職を辞したのは7月30日のこと。10月23日には、“殿”の愛人とされる横井喜代子氏(仮名)からパワハラを受けたとして、彼女と「T.Nゴン」を相手に損害賠償を求めて提訴。殿を変えてしまった彼女の真実を知ってほしい――石塚さんによる実名告発である。

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 横井さんと出会ってから、殿はお金にうるさくもなりました。以前は全く無頓着だったのにです。それまで、殿は幹子さんから毎月300万円のお小遣いを貰っていたのですが、やはり15年頃、「あのネエチャン(横井氏)、カネがかかるからよ。かみさん(幹子さん)に言って小遣いの金額をあげるように言ってくれ」と頼まれ、結局、月400万円にしてもらっていました。

 映画撮影の時などに、ポチ袋に入れた万札を、チップ代わりにスタッフに配るのが殿の流儀でしたが、これもこの1、2年はなくなってしまいました。

 殿がケチになったのは、間違いなく横井さんの影響だと思います。というのも、横井さんはオフィス北野のマネージャーやタレントの給料を調べて、殿に「この人たちの給料が高過ぎる。ダーリン、あなた会社に金を取られているだけなんじゃないの」と吹き込む。そして、その給料が書かれた書類を彼女が殿に渡す。すると殿は、「おい、これ見てくれよ」「このタレント、こんなに貰ってるぞ」と、楽屋でスタッフさんに見せるんです。周囲の人は、またお金の話をしていると困惑していました。こうした経緯から、殿は森昌行さんの役員報酬が高過ぎだと思い込むようにもなったのです。

 その結果、18年2月11日、東京都世田谷区にある殿の現在の自宅兼事務所、通称「等々力ベース」で、軍団と会計士ら約10人が森さんを囲んで問い詰める会が行われました。殿と軍団メンバーは、森さんの報酬やオフィス北野の従業員の給与が高過ぎるなどと詰問し、その場には横井さんもいました。そして彼女はノートに何やら書きつけ、それをカンペのようにして殿や会計士に見せ、「もっとこれを追及しろ」「会社の株のことを聞け」といった具合に指示を出していました。


■1千万円儲けた


〈こうして、カネを巡って一方的に森氏に不満を爆発させ、「喧嘩別れ」したたけしは、昨春に独立。以降、横井氏のカネへの執着は増していったという。〉

 例えば、殿はあるパチンコホールチェーンのCMに出演していて、今年の5月、新CMの撮影が行われました。しかし、横井さんはギャラが気に入らなくて、パチンコチェーン側に「1千万円上げろ」と強引に迫り、実際、撮影1週間前に急遽、1千万円上乗せさせていました。パチンコチェーン側は面白く思っていなかったようで、撮影現場の雰囲気はとても悪かった。殿もパチンコチェーンの人に責められると思っていたようで、撮影終了後、「おい石塚、早く車を出せ。まだ何も(パチンコチェーンから)言われてないから、今のうちに出せ! 1千万円儲けた」と、すごく急かされたことを覚えています。

 同じ時期、横井さんは、私が殿をデザインに組みこんだTシャツを作って勝手に売っていると言い、弁護士を同席させて私に厳重注意してきました。それは勘違いで、自分で着るだけのために作ったものでした。事実、弁護士からは、販売せず、自分で着る分には問題ないと言われたのですが、彼女は納得しない。それと前後して、横井さんの私に対する高圧的態度、パワハラが酷くなっていきます。

(3)へつづく

「週刊新潮」2019年11月21日号 掲載

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