スノスト、デビューシングル“ミリオン” ジャニーズの妙なジンクスを破れるか

スノスト、デビューシングル“ミリオン” ジャニーズの妙なジンクスを破れるか

『D.D. / Imitation Rain』のジャケット(こちらはSnow Man仕様)

 ジャニーズ事務所初の試みである。「SixTONES(ストーンズ)」と「Snow Man(スノーマン)」、2つのアイドルユニットが同時にCDデビューを果たした。これがまんまと功を奏し、1月22日に発売された「SixTONES vs Snow Man(略称・スノスト)」の「Imitation Rain/D.D.」は、初週売り上げ132万8000枚で、2月3日付のオリコン・シングルランキング(集計期間1月20〜26日)で、初登場1位を獲得した。

 史上初のデビューシングル初週ミリオンも達成。さらに、初週売り上げ枚数の男性アーティスト歴代1位も記録した。

「それぞれ、レコード会社が違うのに異例の合作にできたのはジャニーズだからこその離れ業でしょう。ストスノはジャニーズJr.のメンバーで構成されたユニットだが、Jr.を率いるジャニーズの滝沢秀明副社長は打倒King & Prince(キンプリ)を掲げ、なんとしても勝ちたいので2組合作にして売り出したというわけです。結果、キンプリに圧勝、喜んでいるでしょうね」(レコード会社関係者)

 そもそも、SixTONESのデビュー曲が「Imitation Rain」、Snow Manのデビュー曲が「D.D.」だ。勢いのある2組の合作とはいえ、とてつもない記録をつくってしまった。しかし、業界ではなぜか次回作以降でこの記録を抜くのはなかなか至難の業だという声が出ているという。

「ジャニーズ事務所は、これまで数々の人気男性アイドルグループを輩出してきました。グループがデビューする際にはメディアを使って大々的にPRするのですが、実は、ある傾向があるんです。それは、デビュー曲がそのグループにとっての最高売り上げになり、それを超えるヒット曲がなかなか生まれないのです」(音楽業界関係者)

 実際、調査してみよう。以下が、デビュー曲が最高売り上げになっている各グループとその曲だ。

 少年隊「仮面舞踏会」(85年12月) 47・8万枚

 男闘呼組「DAYBREAK」(88年8月) 69・3万枚 

 TOKIO「LOVE YOU ONLY」(94年9月) 52・0万枚

 KinKi Kids「硝子の少年」(97年7月) 179・1万枚

 嵐「A・RA・SHI」(99年11月) 97・3万枚

 NEWS「希望〜Yell〜」(04年5月) 39・5万枚

 KAT−TUN「Real Face」(06年3月) 104・6万枚

 Hey! Say! JUMP「Ultra Music Power」(07年11月) 36・0万枚

 A.B.C−Z「Moonlight walker」(15年9月) 8・5万枚

 ジャニーズWEST「ええじゃないか」(14年4月) 30・9万枚

 King & Prince「シンデレラガール」(18年5月) 73・1万枚

 嵐は昨年の紅白で大トリをつとめた。その際も「A・RA・SHI」を歌っていた。確かに、嵐ほどの人気グループが、ミリオン突破が1作もないのは意外である。

 一方デビュー後の“努力”により、デビュー曲の売り上げを超える曲を出したのが、以下のグループである。

 光GENJI「パラダイス銀河」(3枚目、88年3月) 88・9万

 SMAP「世界に一つだけの花」(35枚目、03年3月) 258・2万枚

 V6「愛なんだ」(5枚目、97年1月) 58・4万枚

 関ジャニ∞「無責任ヒーロー」(9枚目、08年10月)

 Kis−My−Ft2「Thank youじゃん!」(12枚目、14年12月) 47・5万枚

 16年に惜しまれつつ解散したSMAPは、デビュー曲「Can’t Stop!!−LOVING−」(91年9月)の売上げは15・1万枚。ジャニーズとしては、かなり低調なセールスだった。さて、「SixTONES」と「Snow Man」の場合は……。

週刊新潮WEB取材班

2020年2月11日 掲載

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