かつて番組出演本数1位「小島瑠璃子」のピンチ ホリプロ先輩タレントの後を追うのか

かつて番組出演本数1位「小島瑠璃子」のピンチ ホリプロ先輩タレントの後を追うのか

小島瑠璃子

 4月からスタートした「土曜はナニする!?」(フジテレビ/関西テレビ制作)という番組をご存知だろうか。山里亮太と元テレ朝の宇賀なつみアナをMCに据え、朝8時半〜9時55分に放送されている情報番組だ。これが意外(失礼!)と好調だそうで、裏番組「サタデープラス」(TBS/毎日放送制作)でMCを務める“こじるり”こと小島瑠璃子が、戦々恐々としているという。業界からは、売れっ子タレントの栄枯盛衰を感じざるをえないという声も……。

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 コロナ禍という困難な状況下の船出ではあったが、4月4日の「土曜はナニする!?」初回放送の視聴率は6・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と休日朝の番組としては高視聴率を記録した。その後も、5〜6%を維持している。民放プロデューサーが言う。

「山里が全国ネットの情報番組でMCを務めること、宇賀アナがテレ朝を離れ他局系列の全国ネットでMCを務めることも初というわけですが、2人ともちょっと地味。加えて準レギュラーも乙葉や白石美帆、安めぐみ……と、旬を過ぎた人選。そこにデヴィ夫人も中継で現れるという番組ですから、期待はしていなかったのですが……」

 むしろ、12年も続いた前番組「にじいろジーン」が終了することのほうが話題だった。

「芸達者なぐっさんこと山口智充とガレッジセールがMCを務める情報番組でしたが、近年は視聴率も落ち込み、打ち切られました」

 これでぐっさんは、全国ネットの地上波番組を失ったことになる。

「コントやモノマネ、さらに歌と、器用な人ですが、『にじいろ』も不運でした。番組スタート時、MCを一緒に務めたのはベッキーでしたからね」

 あーそういえば、そうだった。

「ベッキーは16年1月に“ゲス不倫”報道で降板。事実上、後任となったのが清水富美加(現・千眼美子)でしたが、こちらも翌年2月に幸福の科学に出家して降板。モデルで女優の飯豊まりえがMCに加わりましたが、話題にはなりませんでしたね」

 それはさておき、新番組が好調なら何よりだ。

「これで注目されているのが、裏番組の『サタデープラス』の低視聴率なんです。『サタプラ』は今、4%台を連発していますからね」

 そのためか、「サタプラ」はこの4月からリニューアル。生活情報番組からスポーツ情報番組へと方向を変えた。

「内容を変えたことで小堺一機がMCを離れましたが、丸山隆平(関ジャニ∞)と小島瑠璃子の2人がそのまま残りました。この2人が噛み合わないというか、こじるりの元気のなさが気になりますね。彼女はかつて、明るく元気いっぱいなキャラで人気となり、バラエティはもちろん、テレビ東京の『池上彰の選挙特番』ではリポーターとして起用されるなど、硬軟両方で達者なタレントとして引く手あまたでした。ベッキーに代わる存在として、テレビへの年間出演(のべ)本数が女性トップにもなった。それが、ベッキーがレギュラーを務めた後番組に苦しめられているというわけです。芸能界の栄枯盛衰の早さ、恐ろしさを感じずにはいられません」


■ベッキーに成り代わり


 ニホンモニターが毎年12月に発表する「番組出演本数ランキング」で、こじるりが女性トップに躍り出たのは15年12月のことだった。出演番組数は429本!で、2位は大久保佳代子(378本)、3位には夏目三久(361本)とダントツの出演を誇った。この年、9位にランクインしたのがベッキー(282本)だった。

「翌1月に“ゲス不倫”が報道されて以降、ベッキーはランクインすることはなくなっています。一方、こじるりは16年に2位(413本)、17年に10位(291本)、18年に9位(271本)でランクインしていましたが、昨年はランク外となりました」

 年々、出演数が減っていくのがよく分かる。現在、こじるりの地上波でのレギュラー番組は「サタプラ」の他、「プレミアの巣窟」(フジ)、「サイエンスZERO」(NHK Eテレ)、準レギュラーで「アッコにおまかせ!」(TBS)があるのみだ。

 ちなみに、ベッキーが2年連続で2位となったのは、10年(416本)、11年(362本)のことだった。いずれも1位は「レディス4」などの帯番組を持っていた大島さと子だった。

「この頃、SHELLYやローラが新鋭のバラエティタレントとして出演数を伸ばしましたが、ベッキーを追い抜くことはできなかった。13年にこじるりが“ブレイクタレント”として、急激に出演を増やしてベッキーに迫ります。翌14年には2位となり、7位のベッキーを引き離しました。この時点で、出演数ではすでに逆転していたのです」

 それにしても、昨年はランク外とは……。こじるりの凋落はずいぶん激しい。

「MCなどに起用されるようになると、ギャラが変わってくる。ギャラが上がれば、使いづらくなりますからね。こじるりも『サタプラ』のMCに就任したことでギャラが上がり、使いにくくなったと言われています。どの局も緊縮財政ですからね。そのために『S☆1』(TBS)も降り、『ヒルナンデス』(日本テレビ)も今年3月でお役御免となったそうです。タレントがレギュラーを失い、露出が減ると、あっという間に“旬は終わった”というイメージが広がってしまいます。そのため、制作会議にも名前が出にくくなるという、負のスパイラルに落ち込むタレントは少なくありません。こじるりももう26歳ですからね。彼女に代わる存在としては、藤田ニコルと滝沢カレン、そしてファーストサマーウイカ、“みちょぱ”こと池田美優、“ゆきぽよ”こと木村有希……。いくらでもいますよ」

 にこるんは15年の“ブレイクタレント”となり、17年に5位にランクインして、こじるりを抜き去った。こじるりが姿を消した昨年は、10位にみちょぱがランクインし、ゆきぽよが“ブレイクタレント”となっている。数字は残酷だ。

「ただ、こじるりはホリプロのタレントスカウトキャラバン優勝という肩書きを持っています。スカウトキャラバンからは初代優勝者である榊原郁恵はじめ、堀ちえみ、井森美幸、山瀬まみ、佐藤仁美などを見ても、一度人気が上がって、落ちて、さらに這い上がってくるという生命力がある。イス取りゲームと呼ばれる芸能界ですが、性格の良い彼女も這い上がってくるはずですよ」

週刊新潮WEB取材班

2020年5月22日 掲載

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