石田純一に手越祐也…コロナ禍でも懲りないプレイボーイたちの「女性より好きなモノ」?

石田純一に手越祐也…コロナ禍でも懲りないプレイボーイたちの「女性より好きなモノ」?

石田純一、手越祐也

 芸能界における、プレイボーイという立ち位置。趣味と実益を兼ねた、なんだか楽しそうな仕事に見える。女性と派手に交遊しつつも、スキャンダルでなくキャラだと開き直るやり口。しかしさすがにコロナ禍にあっては、名うてのプレイボーイたちも痛い目を見たようだ。

 旧世代のプレイボーイといえば、石田純一だろう。先日も緊急事態宣言下にもかかわらず、女性のいる食事会とゴルフに参加していたことが発覚した。さらにその後沖縄入りして再びゴルフを楽しんだ挙句、コロナに感染して入院。軽率すぎる行動の数々は、大バッシングを浴びた。

 そして新世代のプレイボーイ・手越祐也。ジャニーズでありながら、女性関係の報道は群を抜いて多かった。しかし、「女の子も夜遊びも大好き」と開き直る姿は、「そういうキャラだから仕方ない」と思わせることに成功してきたように見える。恋愛スキャンダルが御法度のアイドル界で、治外法権を手にしてきた男。けれども総理夫人とのお花見写真が出たのを皮切りに、「手越ガールズ」同伴の外出が発覚。こちらも緊急事態宣言の期間中であり、事務所からイエローカードが出された。しかし再び女性との外出が報道され、ついにレッドカード。今は無期限活動休止を言い渡されている。

 コロナ禍でツケが回った、新旧プレイボーイたち。これまでなら、「僕たちただの女の子好きなんです、行動がだらしなくてごめんなちゃい」と隙を見せて、世間が呆れるのを待っていた。ダメな男だと思わせて、拳を振り上げた相手の戦意を失わせる処世術。それは彼らが売りにする、オンナ好きで脇の甘い男、というイメージとは真逆のズルささえ感じる。しかし、今回ばかりはタイミングが悪かったようだ。ただ、それは時期の問題というより、彼らに共通する因果な部分が明らかになったのだろうとも思うのだ。


■何度も痛い目を見ても、彼らが追い求めてきた「女性より好きなモノ」とは


 石田と手越の思考回路は、驚くほど似ているように見える。一つは、人を信じやすく騙されやすいということだ。

 石田のエピソードで私が印象的なのは、皇族の親族を名乗る詐欺師の結婚披露宴でスピーチを行ったという事件である。ラジオ局のディレクターに依頼されて出席したというが、地検から厳しい追及を受け、逮捕寸前だったとのちに語っている。

 そして手越は、あまりに写真を「売られ」過ぎている。総理夫人との花見写真もそうだし、女性とのベッド写真や女子大生によるLINEの暴露もあった。限られた人間しか知らない情報が、やたら表に出てしまうのである。さらに双方の事務所ともにコメントを出してはいないが、AKB48・柏木由紀との浴衣ハグ写真流出は二重の意味で衝撃だった。あまりに親密に見えたし、本人か関係者からしか出てこないような鮮明さだったからだ。

 石田・手越の共通点はまだある。「人を見る目」だけでなく「時を見る目」も無いことだ。石田の「不倫は文化」発言は、当時の妻・松原千明との娘であるすみれの小学校受験の時期と重なっていた。受験は失敗し、すみれはその後も「文化の子」といじめられたと明かしている。4年前は都知事選への出馬も口にして世間を騒がせたが、当時は東尾理子との間に次女が生まれたばかりだった。今回の沖縄行きと同様、家族にとって最悪のタイミングで行動するタイプなのだ。

 手越も同様である。酒席報道があった先月は、「Twenty☆Twenty」という事務所を挙げてのプロジェクトが進行中だった。柏木との写真が出た時期は、ドームツアー最終日目前。事務所やファンの落胆は相当なものだっただろう。

 何度だまされても、何度痛い目を見ても、懲りない二人。でも、プレイボーイたちがそこまでして手に入れたかったものは、女性ではない気がする。

 彼らが最も似ている点は、「肩書きに弱い」ということだ。皇族や都知事といったブランドに弱い石田、総理夫人や有名アイドルというハイスペック女性が好きな手越。実は早稲田大学中退という経歴も同じだ。彼らが本当に欲しいもの、それは「立派な肩書き」なのではないだろうか。

 相手も時も問わずに放蕩を続けるのは、理想の自分探しの最中といったところだろう。石田は沖縄で飲食店も手がけているが、手越も「実業家になりたい」と語っているという。芸能界という虚業のプレイボーイから、実業で成功を収めるリッチマンを目指す男たち。彼らにとってコロナウイルスよりも恐ろしいのは、根深いコンプレックスを抱え続ける人生なのだろうと感じる。

(冨士海ネコ)

2020年6月3日 掲載

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