2度目のキャラ変えなるか!? 離婚危機報道に見る小倉優子の本当の「強さ」

2度目のキャラ変えなるか!? 離婚危機報道に見る小倉優子の本当の「強さ」

小倉優子

 どんなに清楚でおっとりしているように見えても、女優は気の強さのかたまりだ。女優に限らず、女子アナでもグラビアアイドルでも売れっ子は皆そうだろう。良くも悪くも普通のメンタルでは生き残れないのが芸能界。ゆうこりんこと小倉優子も、離婚報道で改めてその「気の強さ」が取り沙汰されている。

 かつては「こりん星のりんごももか姫」と自称する、不思議ちゃんキャラだったゆうこりん。「あの頃は無理をしていた」とぶりっこキャラと決別した後は、ふんわりとした雰囲気と料理上手なイメージで、ママタレ界の代表選手に。妊娠中に夫が後輩タレントと不倫するという苦い経験さえ、彼女にとっては追い風になった。離婚後も健気に子どもを育てる姿勢は好感を呼び、シングルマザーながら理想のママタレランキング1位を獲得するほどだったのだ。

 しかし今、そのゆうこりんに逆風が吹いている。つい先日第3子を出産し、幸せそうな笑顔を見せたものの、再婚した夫とは別居中。今は離婚に向けた話し合い中と報道されているから穏やかではない。別居理由は明らかにされていないにもかかわらず、「ゆうこりんの性格が悪い・キツいから」と各方面で報道されている。「人間が小さい」と夫に言い放ち、傷ついた夫が家を出て行ったという記事もあった。夫がワイドショーの取材に対し、「詳細を話せば、妻の仕事への悪影響もあるでしょう」と語ったことで、ゆうこりんの非を匂わせているのではと話題を呼んだ。

 一方ゆうこりん側は、事実と異なる報道があるとしながらも、「夫を支える妻として私の至らない部分があり」と釈明。今回の出産でも「出産を支えてくれた夫」「夫の思い遣りに感謝」と、夫アゲを欠かさない。何がなんでも別れたくないという強い意志を感じる。そう考えると、離婚を切り出されるほど気が強いのだろう、というのは違う気がする。むしろ離婚したくないと全身で拒否する姿勢にこそ、気の強さというかこだわりの強さ、そして彼女の不安の強さが浮かび上がってくるのである。


■似たものどうしの夫婦 「普通」にこだわり続けるゆうこりんのジレンマ


 今の夫はママ友の紹介で出会ったという。2度目のデートではゆうこりんの友人であるギャル曽根とマネージャーも同席。40代で結婚歴のない歯科医なんて遊び人だと怪しみ、交際相手にふさわしいか判断するつもりだったそうだ。しかし彼の誠実な態度を見て評価を一転させ、ゆうこりんの交際にはゴーサインが出た。そして半年でスピード婚を果たしたのである。長男の小学校受験があるから結婚を急いだのでは、という推測記事もあったが、現在夫側からは子どもたちとの養子縁組解消も突きつけられているという。よほどのことがあったのではと思わせる展開だ。

 夫側の視点に立てば、交際前に彼女以外の人間から値踏みされるような対応をされるのは良い気分ではなかっただろう。一方ゆうこりんは、今度こそ失敗できないという不安が強かったのではないか。周囲のお墨付きがある相手なら、そして嫌な言い方だが外野が外堀を埋めていってくれれば、ちょっとやそっとのことでは結婚は揺らがない。そんな気持ちもあったのではないだろうか。

 だから思う。ゆうこりんが気が強い、我が強い、というのは、それらを上回る「不安の強さ」があるからではないかと。彼女のプロフィールを見ると、ゲームへの没頭ぶりや株式投資の連載、パンアドバイザーの資格など、マルチな才能を持っていることがわかる。ちなみに前の夫も今の夫も、手に職がある男性だ。うがった見方をすれば、芸能界で稼げなくなってもお金に困ることがないように、リスクを分散しているようにさえ見えるのだ。

「こりん星」キャラをやめた後、彼女の仕事は実際減ったという。しかし、「過去は振り返らない。キャラじゃなく普通でいたい」ときっぱり語っていた。普通の妻、普通のママ、普通の女性としての幸せ。そうした「普通」に対してこだわり続け、努力を重ねて愛されるママタレントとしてのキャラ変に成功したゆうこりん。ただよく言われるように、普通という基準は人によって違う。その基準がズレた相手とは、人間関係を築けない。

 今回の離婚騒動は、お互いその「普通」が譲れなかったのではないか。ある意味、似たものどうしの結婚だったのだろう。気が強いというより、こだわりが強い大人ふたり。かたや、10代からタレントとして成功してきたお姫様気質。かたや、40代まで独身貴族を貫いてきた先生稼業。自分のペースに他人が合わせて当たり前の日常を送ってきたはずだ。例えが古いが、郷ひろみと二谷友里恵の離婚劇を思い出す。大人気のアイドルと、蝶よ花よと育てられた2世タレント。あのカップルもお互いが、尽くすことより尽くされることを当然と思うタイプだった。

 離婚騒動に決着がつくのは、ゆうこりんが気の強さを改めた時ではない。きっと彼女が、自身の不安の強さを手放した時だろう。すなわち、彼女が考える「普通」を捨て、第二のキャラ変を果たせるかどうかが肝のように思う。こりん星のお姫様からママタレント界の女王になった彼女が、次に見つける安住の地はどこか。多彩な実績を思えば、ゲーム実況や投資のコツを語るYouTuber界の女帝となる日も、そう遠くはないのかもしれない。

冨士海ネコ

2020年7月31日 掲載

関連記事(外部サイト)